◇外食にも卵焼きを
ごくごく単純な卵焼きって誰も食べないんでしょうか?
黄身、白身をチャカチャカチャカと混ぜ合わせて、そのままフライパンに。
直径20cm弱、厚さ1~2mm程度の黄色い焼き上がり。
醤油をかけてもいいし、ウスターソースでも塩でもいい。
卵の美味しさの大きな要素として、きちんと熱の入った黄身、白身と
油の組み合わせがあります。
チャーハンの美味しさはこれです。
黄身だけではポソポソした食感しか得られません。
白身だけではべチャッとした食感しか得られません。
黄身と白身を混ぜ合わせて初めて美味しい食感が得られるのです。
そしてそこに微妙にからむいため油。
さて、この卵の美味しさですが、不思議なことに殆どお店の「料理」に生かされることがありません。
絶対に間違っていると思うのが、卵はどろどろが美味しいという幻想。
一時期、オムライスでも卵の皮がべろっと剥け、どろどろの
中身
が出てくるという
のがはやりましたよね。
モーニング・サービスでも出てくるのは目玉焼きか、ぐちゃぐちゃの スクランブル・エッグというどろどろ卵のみ。
まるで、「単純な卵焼きなど料理ではない、そんなもの店には出せない」 とでも思っているかのようでもあります。
日本料理店でも厚焼き玉子や出汁巻き卵はあっても、単純な卵焼きは ありません。
単純すぎて料理じゃないということなら、目玉焼きやスクランブルエッグ もそうです。
名前が無いのが問題なら「プレーン・オムレツ」でどうでしょう。。。。。
ひょっとしたらこの名前あるかな気もしてきました。
「ハード・ベイクト」。。。。は変か。
もちろん、家ではいつでも食べられるのですが、外でも食べたいのです。
どろどろ卵が苦手な人間もいるはずです。
大した手間ではありません。
ぜひお店でも単純な玉子焼きを
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|