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◇to be, or to be NOT ; chatGPTとgemini

chatGPTおよびgeminiに問う:
Notを動詞の後ろに置く
「to be or to be not
は古い英語では可能か?

 not to beとto be notに関するchatGPTgeminiの応答

chatGPTgeminiに次の問を投げてみました。

Notを動詞の後ろに置く「to be or to be not」は古い英語では可能か?
ただし、リズムの良し悪し、シェークスピアの原文は無視。

chatGPTgeminiでは正反対の回答が得られました。

chatGPT:

結論から言えば、古い英語においても「to be or to be not」という語順は基本的に成立しません
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中英語では ne が衰退し、not が発達します。しかしこの段階でも否定は基本的に次の位置に置かれます。

  • 動詞の前
  • あるいは助動詞の後
不定詞では to not be が通常の語順です。
したがって to be not は標準的構造ではありません。
gemini:

結論から言うと、ご質問のような「動詞 + not」の語順は、古い英語(特に中英語から近代英語初期)において文法的に完全に「可能」でした。
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シェイクスピアの「To be, or not to be」という有名なフレーズがあるために「not to be」が正解のように感じられますが、当時の文法規則に照れば「to be not」も間違いではありません。
補足: 厳密な「古英語(Old English)」の時代は、not ではなく ne を動詞のに置いていました。そのため、「to be not」の形が最も輝いていたのは、古英語よりも少し後の「中英語(Middle English)」からシェイクスピアの時代にかけてです。

それぞれの回答全文を載せます。

 再考

以前chatGPTに問を出し、今回と同じ「不可」という回答を得ていたものです。
ただ、「中期英語に於いて否定は基本的に、動詞の前、あるいは助動詞の後に置かれる」というchatGPTの回答は正しいとは思えません。

シェイクスピアが用いた「動詞 not」の例を挙げます。

「動詞 not」は標準的であったが「to 動詞 not」は標準ではなかったということかと問い押した結果、回答は変わりました。 ただし「to be not」が許されないという点ではchatGPTが正しかったようです。

chatGPT:

結論から言えば、「定動詞+not」は初期近代英語では一般的でしたが、「to be or to be not」のような不定詞内部での語順は自然ではありません
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中英語ではne が衰退し、not が発達します。
定動詞の場合には次の語順が広く見られます。

  • 動詞 + not
  • 例:I know not
一方、不定詞では通常次の語順になります。

  • not to be
  • to not be
to be not は体系的には一般的ではありません。
gemini:

言語学的な「語の配置(シンタックス)」の観点から再考すると、初期近代英語において「to be or to be not」という語順は、当時としても体系的に非標準であったと言えます。
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形式 初期近代英語の標準 「to be not」の評価
定動詞 (Finite) I am not. / I know not. 標準的
不定詞 (Infinitive) not to be 非標準(体系外)

それぞれの回答全文を載せます。

 どっちがいいか?

今回の問に関する回答は結局chatGPTが正しかったが、論理展開力というより、調べた範囲の差のように見える。

論理の展開はgeminiに分がある。

とは言え、正しくなければ仕方がない。

ま、複数用いるのが安心という結論ですね。

なお、chatGPTは基本スタイルを「効率的」とし[パーソナライズ]設定で次の環境指定を行っています。これ無しでは、反応は早いけど馴れ馴れしい口調での浅い論理矛盾だらけの表面的な応答が得られるだけとなります。「効率的」の指定だけでは体言止めの不自然な文が生成されます。(2025/12現在)。

地の文章はすべて「です・ます調」で書いてください。
箇条書き部分のみ体言止めで書いてください。
箇条書きでは文末に「です・ます」「だ・である」を付けないでください。
毎回深く考えて回答して下さい。

geminiは特別な設定なしです。

 飛べ飛ぶな、それが問題だ

この「to be, or to be not」はもちろんシェークスピアの原文「to be, or not to be」をもじったもので、
 「to(ト) be(ベ) or to(ト) be(ブ) not(ナ)」
 「飛べ飛ぶな、それが問題だ」
という音遊びによるものです。

誰が言い始めた遊びなのかは知りません。

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