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◆目指せ「夏とは言えど片田舎」

「夏とは言えど片田舎」をスローガンに

 地球温暖化とヒートアイランド現象

以前の記事 ◇地球温暖化防止論者は100年前の気候が良いと? で、どう見ても100年前より今の気候の方が良いのではないかと書きました。

とは言え都会は暑いですね。

都会が田舎に比べ体感として暑いのは昔からだというのを ◇夏とは言えど片田舎:知識と論理に書きました。ヒートアイランド現象です。

この100年の温暖化は地球全体に恩恵をもたらした一方、ヒートアイランド現象は害をもたらしているのではないかと感じます。

 地球温暖化の恩恵と害

資料を追い、まとめるのは大変なのでchatGPTに聞いてみました。回答は次のもの

温暖化に関して「実際に起こったこと」と「今後の推測」の間に明確な違いがあり、実際に起こった害についてのデータは非常に限られており、確かに温暖化による恩恵が見られる部分も多くあります。

実際に起こったこととその結果

温暖化が進行した結果、実際に観測された影響については、地域ごとに異なる結果が出ており、いくつかの点では恩恵を受けていることもあります。特に農業生産や生態系において、温暖化によってプラスの影響があった事例があります。ここでは、実際に起こったことに焦点を当てます。

1. 農業生産性の向上
カナダやロシアのシベリア地域では、温暖化により、凍土が解け、耕作可能な土地が増加しました。これにより農業生産が向上し、新たに農業地として利用される地域が広がっています。実際、これらの地域では収穫量の増加が報告されています。

アフリカの一部地域(特にサハラ以南)でも、降水量が増加し、農業生産性が向上している地域があります。温暖化が進むことで、以前は乾燥した地域でも農作物が育ちやすくなっています。

2. 降水量の増加
一部の地域で降水量が増加しており、温暖化が進行することで水不足が緩和されたケースがあります。これにより、農業や飲料水供給の面での恩恵が見られる地域もあります。

今後の推測(害)について

一方で、今後の推測による温暖化の害については、まだ実際に起こっていないため、これを確定的に述べることはできません。しかし、科学者たちは今後温暖化が引き起こす可能性がある問題として、以下の点を挙げています:

1. 極端な気象(熱波、干ばつ、洪水)
極端な気象(例:強力な熱波や洪水)の増加が予測されています。これにより農作物の生産性に悪影響を与える可能性がありますが、現時点ではこれらが実際に発生したわけではありません。

2. 海面上昇
低地の島嶼国(モルディブ、ツバルなど)では、温暖化により海面が上昇し、土地の浸水が進行する可能性があります。これは将来的なリスクとして懸念されているものの、実際にどれほどの影響があるかはまだ確定していません。

3. 生態系の変化
温暖化によって、生物の生息地が変化し、一部の種が絶滅の危機に瀕する可能性があるとされていますが、これも将来的な予測にすぎません。

結論

現在、温暖化による害として強調されているのは、主に今後の推測や予測に基づくものであり、実際に温暖化が進んだ結果として現時点で観測されている害は少ないです。

逆に、温暖化が恩恵をもたらしている地域や分野も多く、農業生産性の向上や新たな農業地の開発といった、温暖化による直接的な利益が観察されています。

 ヒートアイランド現象の害

ヒートアイランド現象に関して次の回答がありました。

ヒートアイランドの実害(地球温暖化とは無関係)
  • 都市部での熱中症の増加
  • 夏季夜間の熱帯夜の頻発
  • 冷房需要の増大 → エネルギー消費の悪化
  • 水質悪化・大気汚染の助長
  • 都市部での生態系の変化

これに関連すると考えられる現実に発生している事象として東京都の熱中症搬送者があります。

東京の熱中症搬送者数の推移
東京消防庁の統計によると、令和6年(2024年)の熱中症による救急搬送人員は7,993人で、これまで最多だった平成30年(2018年)の7,960人を超え、過去最多となりました。猛暑だった令和5年(2023年)と比較すると881人増加しています。

関東の気温情報の分布のデータを載せます。

関東地方の温暖化傾向

この画像はChatGPTとの会話中に提示されたものであり、一次資料としての根拠は明示されていません。 内容の正確性を検証するには、気象庁などの公的な原資料をご参照ください。

これにより分かるのは高温化は主に都市部およびその周辺でのみ起きており、都市から離れた地域は大きな変化がないという事実です。

つまり、救急搬送人員増加は都市部の高温化の影響と見做されます。

参考: K174. 都市化による都市の昇温量、再評価2018

 高温化による死亡率の変化

高温化が死亡率にどうかかわるかのグラフも得られました。

残念ながら地球全体の温暖化と都会化による高温化に分けられてはいません。「都会化無し」と「観測」の意味合いも不明確です。 ただ、観測された超過死亡率が、温暖化がない場合に比べかなり低くなっているというグラフではないかと思われます。

おそらく、地球温暖化による穏やかな温暖化では死亡率は下がり、都会化による極端な温暖化で死亡率が上がるのではないでしょうか?

 地球温暖化とヒートアイランド現象

同じ様に気温を上げるものであっても、地球温暖化は穏やかでヒートアイランド現象は激しいものとなっています。

地球温暖化では海水温も上がりますので、海水からの水蒸気供給が増え大気の湿潤化を伴います。ヒートアイランド現象は水蒸気の供給につながらず逆に乾燥化をもたらします。

都会で発生した乾燥した熱い空気は、周辺地域の乾燥化(かるい砂漠化)を進める可能性も高いのではないでしょうか?

人類が避けるべきなのは「都会化による高温化(ヒートアイランド現象)」であって地球全体の穏やかな温暖化ではないと考えます。

「脱炭素スローガン」は本来行うべき対策から目を逸らすものにしか見えません。

 今こそ「夏とは言えど片田舎」をスローガンに

夏とは言えど片田舎、
木立も森もいと涼し

今ほどヒートアイランド現象が進んでいない昔でも都会と片田舎の気温差はあったのでしょう。

今行うべきことはこの「片田舎」の涼しさを都会に取り込むことではないでしょうか?

片田舎の涼しさの仕組みを都会にも取り入れるべきです。
樹木のエリアを増やす、海からの風の通り道を作る、地面が水分保持できるようにする等実施すべきことは沢山あります。

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