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◆Windows11設定2025

書きかけですm(_ _)m

WindowsPCがハードレベルで起動できないことが多くなり,新しいマシンにシステムを移植することにしました。
システム移行には引っ越しツールを用いました。両端がUSB-Aのケーブルが付いており、これを用いてネット接続せず引っ越し作業を行いました。
Winows11->Windows11ですが、操作法/UI/使えるツールに差があります。
本記事では新Windows11での各種設定報を述べます。

旧:Windows11 バージョン 23H2 (OS ビルド 22631.5039)
新:Windows11 バージョン 24H2 (OS ビルド 26100.3476)

この記事ではWindows機能の起動をアイコン選択ではなく Winキー と文字キーの組み合わせで行っています。

 最初に行うべきこと

Windowsに仕組まれている数々の作業妨害機能の幾つかを退治します。

 勝手に画面を消させない

これは最悪の機能でモニタに自動選択機能が付いている場合、2台のPCをつないでいると、知らない間に切り替わり、大事故を起こす原因になります。
電源がoffと勘違いして電源ボタンを押してしまう事故も起こります。
下らない省エネはエネルギーの無駄遣いであり大事故を引き起こす大きな要因となります!

+I → 「設定」 (設定 アプリを開く)
「システム」 → 「電源」を選択
「画面、スリープ、休止状態のタイムアウ」の項目で、以下の設定を変更
「後で画面をオフにする」 → なし に設定
バッテリー使用時に画面の電源を切る → なし に設定
スリープにするまでの時間 → なし に設定

Windows10やUnixとの間で「ネットワーク」表示を有効にすることは、余程運が良くなければ不能です。
基本的にWindows11はMacのように自閉症マシンです。

ncpa.cpl → ネットワークアダプタ右クリック → プロパティ IPv4 → プロパティ → 詳細設定 → WINS タブ 「NetBIOS over TCP/IP を有効にする」 を選択  ※「規定値」ではなく、明示的に有効化 OK → 再起動

 勝手にウィンドウを最大化させない

これほどイライラさせられる悪戯はありません。やめさせます

+I → 「設定」 (設定 アプリを開く)
「システム」 → 「マルチタスク」 を選択。
「ウィンドウのスナップ」 のスイッチを オフ にする。

 ファイルタイプ(.exeなど)を隠すのをやめさせる

+E を押して エクスプローラー を開く。
エクスプローラーの 「表示」 タブをクリックします。
「表示」タブ内で、さらにドロップダウンメニューが開ける**「表示」** をクリックします。
メニュー内にある 「ファイル名拡張子」 のチェックを外します。

 PC/ネットワークをデスクトップに出す

[Windows] + [R] → optionalfeatures.exe を入力して「Windowsの機能」ウィンドウを開く。 「SMB 1.0/CIFS ファイル共有サポート」 が無効になっていることを確認

+I キーを押して、設定アプリを開きます。
「個人用設定」 を選択
左側のメニューから 「個人用設定」 を選びます。
「テーマ」 をクリックします。
「デスクトップアイコンの設定」 をクリック
「デスクトップアイコン」ウィンドウで、表示したいアイコン(PC や ネットワーク)のチェックボックスをオンにします。

 Windowsネットワークに表示させる

 SMN 1.0設定

「Windows11 バージョン 24H2」では「SMB 1.0」が無効となっており、他のWindowsマシンの「ネットワーク」には表示されません。

「SMB 1.0」は次のようにして有効にします。

+R → optionalfeatures.exe を入力
「Windowsの機能」ウィンドウを開く。
「SMB 1.0/CIFS ファイル共有サポート」 を有効にする。

補足-1:望ましいやり方

「SMB 1.0」は無効とし、「SMBv2/3」を設定するのが望ましいやり方ですが、それでは「ネットワーク」には表示されませんでした。OSのバージョンによって変わるかもしれません。
「SMBv2/3」の設定は次のようして確認できます。
+R powershell <Enterの代わりにCtrl + Shift + Enter>
Ctel+Shift;Enterは管理者権利で実行する指示
 Get-SmbServerConfiguration | Select EnableSMB2Protocol

Trueとなっていない場合次のコマンドで有効にできます。

Set-SmbServerConfiguration -EnableSMB2Protocol $true -Force

なお、EnableSMB3Protocol は Windows Server で表示される設定項目であり、Windows 10 / 11 のクライアント OS では通常表示されません。

補足-2:エクスプローラでアクセス

「ネットワーク」に表示されない場合、エクスプローラで
\\ip-addr
 例) \\192.168.1.17 でアクセスできます

 NetBIOS/WINS 設定

この設定の必要性は明確ではありません。

+R ncpa.cpl
使用中のネットワークアダプタを右クリック → プロパティ
「インターネット プロトコル バージョン4 (TCP/IPv4)」を選択 → プロパティ
「詳細設定」→「WINS」タブ
NetBIOS 設定 →「NetBIOS over TCP/IP を有効にする」 を選択(規定値ではない)
OKで閉じて再起動

 ドライブ名を変更する

ドライブ名は次のようにして変更します。

(この例ではEをNに変更)
+R cmd <Enterの代わりにCtrl + Shift + Enter>
Ctel+Shift;Enterは管理者権利で実行する指示
> diskpart
(DiskPart ユーティリティが起動)
DISKPART> list volume
  Volume ###  Ltr Label        Fs    Type        Size     Status     Info
  ----------  --- -----------  ----  ----------  -------  ---------  --------
  Volume 0     X                       DVD-ROM         0 B  メディアなし
  Volume 1     C   Windows      NTFS   Partition    463 GB  正常         ブート
  Volume 2         SYSTEM       FAT32  Partition    260 MB  正常         システム
  Volume 3         Windows RE   NTFS   Partition   2048 MB  正常         非表示
  Volume 4     D   MyBookMain   NTFS   Partition   2794 GB  正常
  Volume 5     E   D_standby    NTFS   Partition   3725 GB  正常
DISKPART> select volume E
ボリューム 5 が選択されました。
DISKPART> assign letter=N
DiskPart はドライブ文字またはマウント ポイントを正常に割り当てました。
DISKPART> list volume
  Volume ###  Ltr Label        Fs    Type        Size     Status     Info
  ----------  --- -----------  ----  ----------  -------  ---------  --------
  Volume 0     X                       DVD-ROM         0 B  メディアなし
  Volume 1     C   Windows      NTFS   Partition    463 GB  正常         ブート
  Volume 2         SYSTEM       FAT32  Partition    260 MB  正常         システム
  Volume 3         Windows RE   NTFS   Partition   2048 MB  正常         非表示
  Volume 4     D   MyBookMain   NTFS   Partition   2794 GB  正常
* Volume 5     N   D_standby    NTFS   Partition   3725 GB  正常
DISKPART> exit

GUIと違ってCLIは確実で簡単ですね。

 ダイアログの文字を取得する

Windowsのイライラする全く理解不能な仕様にエラーダイアログで文字、例えばエラー番号など、が拾えないというものがあります。馬鹿げています。

Windows SDKに含まれるInspectを使ってダイアログ内の文字列を拾います。

Inspectは常時動作型のプログラムで起動中はずっと画面イベントを拾い、画面要素の情報を表示するものです。
Inspectを動かしている状態で、ダイアログを選択することでダイアログ内の文字列をInspectが取り込みます。

 Windows SDKのインストール法

次のサイト
https://developer.microsoft.com/en-us/windows/downloads/windows-sdk/
を開き、
 [Downloafd the installer>]
をクリックし、
ダウンロードされた
 windksetup.exe
を起動(ファイルを開く)します。

 インストール先

インストール先は今回は
 C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\10.0.26100.0\x86
となりました。
bin\x86の直下という説明もあったりしますが、バージョン番号の下になるようです。

 ダイアログ内文字列をクリップボードに取り込む

ダイアログ上の文字列を取り込むにはInspectの左ペインでダイアログウィンドウと要素を選び、右ペインで文字列をドラッグします。

左ペインでウィンドウを選らばず、ダイアログウィンドウで文字列をクリックすると、右ペインに現れますが、右ペインで文字列にアクセスしようとしたときに、右ペインがInspect自身の情報に置き換わってしまうことがあります。

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