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◆百年前より今の気候が良い。二酸化炭素のおかげ?

この1000年の地球寒冷化危機。何とか危機を脱出したようだ。

国立環境研究所 地球環境研究センター
CGER(Center for Global Environment Reserach)

イラストや

 100年前は厳しい気候だったが、持ち直した

冒頭のグラフは2001年に発表されたIPCCの第3次評価報告書からのもので木の年輪やサンゴ、氷床などから過去1000年気温変化を推定しています。

灰色の部分は誤差範囲のようです。最高気温最低気温ではありません。
青、黒は統計処理の違いのようですが、残念ながら明確ではありません。

細かな事はともかく、このグラフから読み取れるのは100年程前まで気温はドンドンと下がっており、この100年で持ち直したという事です。

歴史を見ても、100年前,200年前は墨田川やテムズ川が凍ったり、数年おきに冷害が繰り返される厳しい気候となっていたのが、現在は温暖で穏やかな気候に変わっています。

ごくごく普通に考えて、「地球寒冷化の危機」がこの100年で回避されたと見做すべきでしょう。

「問題はこのまま温暖化が進む事だ」という意見があるでしょうが、既に100年温暖化が続いており、その結果何が起こっているかという現実を見ないまま、未来を推測するのは間違っています

この100年で人口は減ったでしょうか?人間が生息できる領域は減ったでしょうか?食糧生産性は下がったでしょうか?
人口が増え、これまで居住するには適さなかった地域まで居住地となり、気象に変化が無くても災害に遭う可能性が著しく高まっているはずですが、災害はそのように増えているでしょうか?

センセーショナルに喧伝される「ツバル消滅」「台風の甚大化」「動植物の大規模な絶滅」など全く起こっていない事は皆気が付いているはずです。

未来を語るには、冷静にこの100年の現実、1000年、2000年という流れの中での現実を見つめる必要があります。
この100年の温暖化で現実に発生していない害を明日にも発生するがごとき論調を張るのは完璧に間違っています。

 謎の論理たち

地球温暖化終末論には私には理解不能なものが沢山あります。幾つかを上げます。

 記事タイトル変更

記事のタイトルを「寒冷化危機から二酸化炭素が地球を救った」から「百年前より今の気候が良い。二酸化炭素のおかげ?」に変更しました。

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