◆10m先の信号も100m先の信号も明るさは同じ
10m先の信号と100m先の信号の明るさは同じ
前の記事 ◆光子の根拠に遠くの星を出すのは不適切 で「遠くの星が見える」ことを光子の根拠とするのは適切ではないことを述べました。
記事では一応「目で見る」即ち「レンズで像を網膜上に結ぶ」ということで、chatGPTでエネルギー密度等を計算し、 別に光子を持ち込む必要はないことを示しました。
とはいえ「遠くの星論」の本質は「少し離れただけで光は暗くなる」という思い込みが基本、その思い込みが間違いであることを、いつでも実感できるものとして信号の明るさの例をここに挙げます。
冒頭の写真は10m位の距離の青信号と100m位の距離の青信号を映したものです。
明るさは同じでしょ。
肉眼でもだいたいこんなもんです。
小さく見えますが、暗く見えるわけではありません。 ◆星は暗いのではなく小さいのです-2参照
「光は距離の2乗に反比例して弱くなる」というのを「距離の2乗に反比例して暗く見える」と信じ込まされてしまって、「見る分には暗くなどならない。小さくなるだけ」というのをいつも経験しているはずなのに、真っ当な判断が出来なくなってしまっているのです。
「1メートル先の蝋燭は見えても3メートル先の蝋燭は見えないはずだ」などという誤解もこれが原因で起こっています。
◆星は暗いのではなく小さいのです-2参照
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