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◇3Dプリンタ印刷後の後片づけ

 印刷の最初の最初の落とし穴

中華モノの3Dプリンタ「QIDI TECH Q1 Pro」を購入しました。

組み立て済みであり、各種調整なども自動で出来るため、最初の試験印刷は簡単にできるはずでした。

しかし、何度トライしても「フィラメントが途中で切れました」というエラーになってしまいます。

これはこのメッセージが完璧なウソで、実際は「フィラメントが装填されていません」となるべきものです。

フィラメントを挿し込むには、一旦ビニールの誘導パイプをヘッドから抜き、誘導パイプの先にフィラメントが出るようにし、それを手でヘッドの口に強く挿し込みます。
そのあと誘導パイプも挿し込みます。

この状態で制御パネル[装填」で[装填」をクリックします。印刷ヘッドからフィラメントが流れ出てくれば装填完了です。
印刷開始時にヘッドクリーニングが始まり、この流れ出たフィラメントは取り除かれますが、多すぎると邪魔になるので、根本でハサミで切り落としてください。

 手順

 印刷後の片付け方

中国人には後片付けという概念がありませんので、当然、取説には印刷後どうすべきなどは記述されていません。

印刷後は、

  • フィラメントを取り外し
  • 残留フィラメントを排出
する必要があります。

その後、印刷ヘッドをホーム位置に戻すといったことはなく、電源をoffにします。

 手順詳細

まずヘッダ手前でフィラメントを切断します。ヘッダにフィラメントを導くビニール管を抜き取り、フィラメントが見えるようにします。 フィラメントを切断。

次にパネル操作[装填]-[フィラメント交換];[手動アンロード]実行

フィラメントが排出されることを確認します

電源をoffにします。ヘッダがホームに戻るといったことはありません。

 筐体とサンプル

筐体はおおよそ50cm正方体です。本体に最初から登録されている、小さな船のサンプルを印刷しました。フィラメントが黒のため少し分かりづらいものになります。

筐体はキャスター付きの台に置きました。キャスターはストッパを掛けたのですが、印刷時の振動が大きく、床に直置きにすべきかも知れません。床に直置きだと階下への振動音が心配にはなります。

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