◇直感OPアンプ入門
OPアンプの仕組みと反転増幅回路
OPアンプは+電源、-電源端子と2つの入力端子(+,-)、1個の出力端子(out)を持ちます
動作の基本は
-端子と+端子の電圧を調べ、
- -/+両端子の電圧が同じなら出力の電圧を保ち、
- -端子の方が高ければ出力の電圧を下げ、
- -端子の方が低ければ出力の電圧を上げる
-/+端子間の電圧を増幅して出力電圧とするのではない事に注意が必要です。
-/+間の電圧差に対し出力電圧をどのくらい上げるか定まっている訳ではありません。
-/+間の電圧差がなくなるまで、(理想的には)上げ続ける、または下げ続けることになります。実際には+電源と-電源の間の8割程度を超えては変化しません。
図ではVinからVoutの電圧が描かれていますが、OPアンプが認識するのは-/+の端子と出力端子のみです。
R1,R2もたまたま電圧降下がどのようになるかだけであって、OPアンプ自体の動作とは関係しません。
OPアンプの行うことと非反転増幅回路
反転増幅回路のVinとV0を入れ替えると非反転増幅回路となります。
反転増幅回路と外部回路が異なり、得られる結果は異なりますが、OPアンプ自体の動作は反転増幅回路と同じです。
非反転増幅回路であっても動作の基本は
-端子と+端子の電圧を調べ、
- -/+両端子の電圧が同じなら出力の電圧を保ち、
- -端子の方が高ければ出力の電圧を下げ、
- -端子の方が低ければ出力の電圧を上げる
-/+端子間の電圧を増幅して出力電圧とするのではない事に注意が必要です。
-/+間の電圧差に対し出力電圧をどのくらい上げるか定まっている訳ではありません。
-/+間の電圧差がなくなるまで、(理想的には)上げ続ける、または下げ続けることになります。実際には+電源と-電源の間の8割程度を超えては変化しません。
図では0VからVoutの電圧が描かれていますが、OPアンプが認識するのは-/+の端子と出力端子のみです。
R1,R2もたまたま電圧降下がどのようになるかだけであって、OPアンプ自体の動作とは関係しません。
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