« ◆elephant trunk longは理解不能か? | トップページ | やっぱり割り箸がいい »

◇エネルギー集約と自然破壊

 太陽、風のエネルギー密度と自然破壊

石油や石炭はとてもエネルギー密度が高く、燃料として活躍します。
長い歴史によりエネルギーが自然にギュッと凝縮されたものです。

それに比べ太陽光や風はエネルギー密度が低く、そのままではうまく使うことができません。

雨も密度は低いですが、広大な山地に降った水は自然地形により集約され高いエネルギー密度になります。
最終的にダムなどで溜めることができます。

太陽光や風はそのエネルギーを使いやすい形にまで自然に凝縮する道は有りません。

そのため、広い土地に人工物を作る必要が出ます。

ダムに対して自然破壊という批判がありますが、自然にもダム状の地形は作られますし、人間が作成したダムも新たな生態系を持つ新たな自然環境となります。

これに対し太陽光パネルや風力発電装置はそこに新たな自然が生まれることはなく、単純な自然破壊と言えます。

広大な土地を使った自然破壊となります。

太陽光パネルの代わりに森林田畑があれば、自然にエネルギーが"凝縮"され、人間が使う形、エネルギーや食料に出来ます。
水分の保持など極めて重要な機能も太陽光パネルが破壊してしまいます。

風力発電は太陽光発電程の自然破壊はないようにも見えますが、無理も感じます。

 化石エネルギーとゼロエミッション

化石燃料も元は太陽エネルギーを生物が凝縮し、さらに地質変化で凝縮されたものです。

木材を燃料としたものを二酸化炭素ゼロエミッションということがありますが、時間軸だけの問題で、もし燃料にしなければやがて化石燃料となっていたものを先取りしただけとも言えます。

|

« ◆elephant trunk longは理解不能か? | トップページ | やっぱり割り箸がいい »