◇Bowers & Wilkins Pi7S2

イヤフォン Bowers & Wilkins Pi7S2
冒頭の写真は「Bowers & Wilkins Pi7S2」と「Technics EAH-AZ60」です。
「Technics EAH-AZ60」は以前から保有していたものです。
電池切れなどを考慮し、予備のイヤフォンの購入を考えていました。
条件はワイヤレス充電ができること。
去年2022/05に「Sennheiser MTW3」を購入したのですが、とても聞き疲れする音で、使わなくなってしまいました。
◆「ワルターの運命」専用イヤフォン:SEN. TW3参照
今回、代わりとなるイヤフォン「Bowers & Wilkins Pi7S2」を購入しました。
音質
なかなか良い
ちょっと聴いた瞬間は「高域が無い」感じがします。(足りないではなく、無い)
低域はかなり力強い。
低域は量感があるのですが、「SONY WF-1000XM4」のような電気で押し上げたようなボアボアした締りのない音ではありません。
「Technics EAH-AZ60」よりエネルギー感のある低音で、音の底も固くしっかり出ています。
「Technics EAH-AZ60」の方が癖のない音ですが、「Bowers & Wilkins Pi7S2」の方が心地よい響きを持ちます。
「Sennheiser MTW3」のような飾り立てた余計な響きたっぷりの音ではなく、低音が強いとは言え、素直な音です。
Sennheiserも最初ぱっと聞いた時は活き活きした素晴らしい音だとは思ったんですよ。でもだんだんと余計な響きが耳につくようになって。。。
輪郭強調を行った絵みたいな感じですかね。ちょっと見はくっきりはっきりしていていいんだけど、やっぱりどこか変。
古い録音や低品質圧縮音源は良い音にしてくれますが、ハイレゾ音源はギスギスした音になります。CDレベルの非圧縮音源も今一つ。
まあ、とても評判の良いイヤフォンではありますから、人それぞれの好みによるんですかね。僕はダメでした、これ。
「Bowers & Wilkins Pi7S2」はハイレゾ音源も破綻なく再生しますし、古い録音「カラヤン'62 第九」なども気持ちよく再生します。
ただ、ハイレゾの音の滑らかさでは「Technics EAH-AZ60」が上です。
色々な曲を普通の曲を聴く分には「Technics EAH-AZ60」より「Bowers & Wilkins Pi7S2」の方が「楽しい」とも思います。
耳鳴りが起こる⇒廃棄決定
不思議なことにPi7S2を聴くと30分くらいから耳鳴りが始まります。
普段から耳鳴りはあるのですがPi7S2で起こる耳鳴りは普段の耳鳴りより低い音です。
聴覚が高域が足りないと感じ、耳(脳)が無理な補正を行っているのかもしれません。
イヤホンを外しても2,3時間耳鳴りが残ります。
慣れてくると思っていたのですが、ダメでした。
廃棄決定です。
使い勝手
最悪です。イヤフォンで音量調節ができない。
せめてタッチ機能をoffにしたいのですが、それも出来ません。
接続機能がどうにも不安定で、なんどかケースから出し入れをする必要があります。
とはいえ、ワイヤレス充電はなかなか良い。
SONYもSennheiserもワイヤレス充電に対応している。
スマホやiPadのUSB充電は特に面倒なく行っていますが、「Technics EAH-AZ60」はなぜか充電を忘れがちで、いざという時使えない。
「Technics EAH-AZ60」とこの「Bowers & Wilkins Pi7S2」が通常運用系となりそうです。
...と思ったが、結構途中で途切れてしまう。仕事での電話応答に差し支えがでそう(まだ出てないけど、危険は避けるべき)
(本当は「Technics EAH-AZ60」×2体制が望ましい気もします)
テクニクスに望む
ワイヤレス充電のケースを別売で出してくれ~!
サードパーティーでも出せるんじゃないかな。怪しい中華ものでも買うかも。
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