◇SDGs,脱炭素,地球温暖化が良く分からない
これは異を唱えるのではなく、単に良く分からないので、判断ができないという話です。
SDGs,脱炭素,地球温暖化,資源枯渇に関するもの
持続可能性の本質は人口問題だと思うのですが、それを避けているのも、、何とも怪しい。
まず、脱炭素~資源枯渇~地球温暖化
脱炭素は「化石燃料は無くなる」と「地球温暖化」という所がベースですよね。
石油って半世紀前から「後30年で無くなる」とずっと言われ続けていて、一向に無くなる気配はないですよね。
エネルギー資源としては、油田、ガス田は主に海洋部だとは言え次々発見されているし、メタンハイドレートなどもたっぷり有る。
エネルギーの観点では炭素系で十分で別に「脱炭素」の必要があるとは思えない。
「地球温暖化」に関してはツバルは沈む様子がないし、ホッキョクグマは昔の暖かく豊かだった「縄文海進」の時にも絶滅はしていない。 (さすがに縄文海進レベルの海面上昇だとツバルは無くなるでしょうけど)
気候を見ると、江戸の頃のような極端な冷夏や極端な干ばつは起こらなくなっている。単に農業技術の進歩だけでなく昔に比べ穏やかになっている。
昭和以降を見ても例えば「伊勢湾台風」や「第2室戸岬台風」のようなものすごい台風は来なくなり、気候は穏やかになっている。
この10年くらいを見れば、水不足も起こっていない。
二酸化炭素により地球温暖化が起こっているのは間違いないと思うけど、おかげで気候が安定しているように感じます。
これ以上暖かくなると問題になるかも知れず、今のところ産業革命以降の「温暖化万歳」なのでここで止めようという意見も少しはわかります。
科学的でもなんでもない個人的なイメージなんですが、
昔読んだ短編小説(宮沢賢治だった気がするけど違うかも知れない。寺田寅彦かな、あるいは星新一かも?)の中で「二酸化炭素を大量に出して、地球を暖めよう。植物の生産性を高めよう」というのがあって、「なるほど」と感心しました。
それと、「縄文海進」の時代がとても豊かだったというイメージがこびりついているので、地球温暖化が悪いとは思えないのです。
本当に温暖化は悪い事なんでしょうかね?
二酸化炭素に関して、ついでに言うと、海洋の酸性化。これこそ大変な問題だと思ったのですが、良くきくと海洋全体でなく、雨が降った時の河口や湾内の局所的で短期的な話。
で、それらを踏まえてSDGs
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の目標として「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「全ての人に健康と福祉を」など誰も否定できない事柄が挙げられています。
でも「エネルギーをみんなにそしてクリーン」にだとか「気候変動に具体的な対策」をだとか、意見の分かれることを混ぜ込んでいます。
これはとても「ずるい」やり方ではないでしょうか?
"クリーンなエネルギー(ほんまかいな)"原子力に反対するのは「貧困をなくそう」に反対するのと同じレベルにされてしまいます。
クリーンな太陽光発電のためには広大な森林田畑を破壊してもいいように見えます。これに反対すると「飢餓をゼロに」に反対するのか!となります。
"「気候変動に具体的な対策」としての脱炭素"に異を唱えると「全ての人に健康と福祉を」に反対するのと同レベルにされていまいます。
「安全な水とトイレを世界中に」などという目標は個人や企業が取り組む話とは少し違う気がしますし。。。
どうしても「目標!脱石油」の回りをごたごたと飾り立てたように見える。
世間的には「SDGs=脱炭素、脱石油、脱プラスチック」運動みたいになっている気がしますが、「安全な水とトイレを世界中に」の一環として電気自動車を推進するのでしょうか?
繰り返しますが、いちゃもんを付けようとしているのではなく、訳が分からんのです。
SDGs目標に向かい出来るところから取り組もうという趣旨なら、まずトイレのない国にトイレを作りましょう。先進国とされるところにはウォシュレット(その類似物)を導入させましょう。
「今出来ることからこつこつと」。
SDGsに敢えて反対するまでの明確な意見をもっているのではないのですが、 怪しい新興宗教が「地球は滅びる、人類を救うためには神をたたえ脱炭素を唱えよ」と言っているのと同じように見えます。
持続可能前に実現可能で具体性の高い「SDGs=世界トイレ充実運動」にしましょう。うん、それだ!
反対を唱えているのではありません。
とにかく「何か変」と感じていて、、、まあ、僕の理解力に問題があるのかも知れませんけど。
「分からない、怖い」と言った感じでしょうかね。地球の温暖化暴走より人々の脱炭素化暴走が怖い。スローガンは実態を見えなくしてしまいがちなものです。
「軍靴の響き」よりましですが怪しい響きが聞こえる。
こういうことを言うと、攻撃されそうなのも怖い。
SDGsの先のデストピア(SF?)
SDGsは「持続可能な未来」を目指す訳ですが、環境問題、食料問題、エネルギー問題等全て、根本は人口問題です。
例えば、地球上の全人口が数十万であれば、ほとんど持続可能性に関する問題はありません。
ところがSDGsではこの「人口問題」を意図的に隠しています。
SDGsの裏の究極の目標は「人口抑制」です。
昔の映画「2300年未来への旅(原題Rogan's Run)」では人々はドームの中に生き、30歳になると'儀式'により消えていく世界が描かれていました。
ドームの外は自然が豊かな廃墟です。
これこそSDGsの目指す「持続可能な世界」ではないでしょうか?
映画自体はあまり出来の良いものではありません。邦題がとんでもないですしね。でも、なぜか結構好きな映画です。ジェニー・アガターがいい♡
| 固定リンク