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◆第九のA面/B面切り替えとイヤフォンと

おそらく誰も理解しないだろうとは思いつつ

以前の記事 ◇カラヤンの呪縛(第九) 参照

 3種の完全ワイヤレスイヤフォンたちと

冒頭の写真は完全ワイヤレスイヤフォンで、左から

  • Victor HA-FW1000T
  • Technics EAH-AZ60
  • SONY WF-1000XM4
です。
(ケースのストラップは、購入後加工して付けたものです)

それぞれとても異なった音色を持ちます。

Victor HA-FW1000Tはおそらく電子楽器+ボーカルを気持ちよく聞かせるためにチューニングしてあり、オーケストラ楽曲では弦がとがった音に聞こえます。

Technics EAH-AZ60は特に音楽的なチューニングなどは施さず、単純に素直な音を目指した感じです。
オーケストラ楽曲では木管が滑らかに聞こえる反面弦が弱くなります。
良い点として、低音にカチッとした力強さがあります。

SONY WF-1000XM4は自然な響きを持ちますが、低音が電気的に増幅された締りのない音となっています。
ただ、子供のころからヘッドフォンで馴染んでいた音に近いものです。

 第九の3楽章途中でA面/B面切り替え

子供の頃から結構な年まで聞いていた「第九」はカラヤン'62演奏版で3楽章の途中でA面とB面が切り替わるものです。第8番と組みになった同演奏版が既に出ていて、それを第9だけにした再編集版?です。

レコードでも聞いていましたが、ウォークマンの1世代前の、ドックから脱着できる形のポータブルカセットレコーダーに入れて、繰り返し聞いていました。
プレーヤは変わってもカセットテープはそのまま CDが出るまでの長い間この3楽章の途中に切れ目のある録音を聴き続けていました。
レコードプレーヤはLPレコードが筐体からはみ出す形で使う小さなもので、歪の多いモノラルでした。数年はそれで聴いていて、カセットへの録音は親戚のステレオから行いました。 記憶に残っているのはレコードプレーヤでの再生音ではなくカセットの方。

あまりにも長く聴いていたので、CDになって切れ目がなくなったにも関わらず、切れ目(82/83小節)が近づくとなんだか心がそわそわするのです。

ところが、なんと、Xperia+Technics EAH-AZ60で聴くと、このそわそわ感がおきません。

他の装置、SONY WF-1000XM4で聴いても、Victor HA-FW1000Tで聴いても、ステレオセットで聴いても、walkman+MDRZ7M2で聴いてもそわそわします。

とても不思議な事です。弦の響きが弱く木管が明瞭に出ているのが「記憶してある音」と異なるためかもしれません。カラヤン'62以外ではそわそわ感は全くありませんので、音楽的なものというより「音」が問題なのでしょう。

「第九-カラヤン'62」を聴くとおそらく昔の記憶に柔らかく結びついた色々な感覚が沸き上がるのですが、Technics EAH-AZ60ではありません。
実はミニチュアスコアを良く眺めていたせいで、楽譜のどのあたりかというのも一緒に浮かぶのですが、それもありません。

良い言い方をすればTechnics EAH-AZ60は音楽と無関係な記憶のしがらみから僕を開放してくれるとも言えます。

なお、最近はTechnics EAH-AZ60で聴くことが多いのと、レイアウトの異なる楽譜を買ったせいか、他の装置で聴いても楽譜のどのあたりかという感じが浮かぶことはなくなりました。

B面に変わり、ホルンのブリッジの後、流麗なバイオリンのメロディーが続くのですが、残念ながらTechnics EAH-AZ60では弱くなってしまいます。Victor HA-FW1000Tでは明確な音とはなるんですが薄い感じ。SONY WF-1000XM4は聞き馴染んだ音に近いせいか自然です。

和音を支えることに徹しているコントラバスの音はTechnics EAH-AZ60が芯のあるしっかりしたものとなります。

 1楽章

1楽章は弦のトレモロとホルンのロングトーンで始まります。

弦のトレモロが明確に聞こえるのがカラヤン'62の特徴なのですが、残念ながらTechnics EAH-AZ60では弱くなってしまいます。

Victor HA-FW1000Tは逆に弦がきつくなりすぎます。

ビオラ+バスのストンと落ちる音型(E-A)はTechnics EAH-AZ60が良い。

 2楽章

僕の装置ではなかなかティンパニ―のエネルギー感が再現できません。
これはおそらく録音が古いせいだと考えていたのですが、最近のハイレゾ録音でもホールで生で聴く感じは得られません。
アタック感は得られませんが、その後の空気が動く感じはTechnics EAH-AZ60が一番よくでます。

 4楽章

「O Freunde, nicht diese Töne」のöがneより低く聞こえるのですが、音感のすぐれた友人何人かに尋ねたところ、どちらも同じFだというのです。

これもひょっとしたら怪しい記憶で音が歪んで聞こえるのかな?Technics EAH-AZ60だとö,neが同じ高さに聞こえるかなと思ったのですが、変わらずöが低く聞こえます。

 記憶が。。。

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