◇1 minute plus 1 minute 'IS' 2 minutes.
m(_ _)m 単に英語は難しいなあという雑談です
数式と日本語と英語と主語と単数複数
次の数式
a + b = c
は
・日本語 | a足すbはc |
・英語 | a plus b is c. |
となります。
なぜisなのかというと、どうやら、aが主語だかららしいです。
plus bは例えば"a divided by b"と同じくaを修飾しているに過ぎないのです。
aが「主語」だというニュアンスの把握はなかなか難しい気がします。
日本語の場合は「a足すb」に関して「c」が成り立つという乾いた論理表現であり、主語述語というニュアンス表現も単数複数というニュアンス表現も含みません。
plusの代わりにandを使うことも許され、andの場合は単数とも複数ともつかないようでisでもareでも構わないらしい。
・a and b is c.
・a and b are c.
多分ネイティブであれば何等かのニュアンス表現としてis/areを選択するのでしょう。
なお文法を満たすため最後には.(ドット)が必要らしいですが、先頭の'a'は大文字化する必要はないらしいです。
単位が付く場合のニュアンスはさらに複雑です。
次の数式
1 minute + 2 minutes = 3 minutes
は
・日本語 | 1分足す2分は3分 |
・英語 | 1 minute plus 2 minutes are 3 minutes. |
となるようです。(どこかで見たのですが、例にあたることは出来ませんでした)
主語(1 minute)が単数であっても、やはり述語(3 miniutes)が複数型だとareの気分になるのだと思います。
英語の科学論文ではできるだけ単数複数ニュアンスを避ける
基本的には単位には省略型を用い、単数複数ニュアンスを不要とします。
1 MIN. + 2 MIN. = 3 MIN.
また、英語文表現はできるだけ避けるようです。
これは単位の単数複数ニュアンスを避けたとしてもbe動詞にニュアンスを盛り込む必要がでるためです。
・1 MIN. plus 2 MIN. is/are 3 MIN.
結論
主語述語とか単数複数なんてのは 論理じゃなく雰囲気ですからねえ。ネイティブでなければ難しい気がします。(と、自分の能力不足に他人を巻き込んではいけませんけど)
やっぱり日本語が論理表現には一番適していると思っています。(まあ、英語は不得意なので、絶対だとは言えません)
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