◇WF-1000XM4で地を這う重低音気分
サンサーンス3番の地を這う重低音
サンサーンスの3番のレコードが「地を這う重低音」という謳い文句で出ていて、それに釣られて買ったことを以前書きました。
この曲は1楽章の後半、オルガンのペダルの重低音に弦の柔らかいメロディーが乗ります。
この重低音がちゃんと響くかどうかで音楽の性質が全く異なったものとなります。
昔、小さなブックシェルフ型スピーカーで聴いていた時は、この音楽の価値が余り分かりませんでした。
後年、大き目のスピーカーにし、部屋を揺らすようなスーパーウーファーを入れ、音源もレコードからCDに変わり、「あっ、そういう音楽だったんだ」と気づきました。
(実はこの曲、まだ生で聴いたことがありません。生で聴くととまた別の感想となるかも知れません)
ワイヤレスイヤフォンWF-1000XM4で聴く
サンサーンスの3番を
TechnicsのイヤフォンEAH_TZ700でウォークマンNW-ZX507にバランス接続して聴くと
重低音が、音というより振動と言った方が近い感じで「聴こえます」。
残念ながら、WF-1000XM4/Xperia10-II/PowerAmpではそのような重低音を得ることは出来ません。
PowerAmpにはグラフィック・イコライザーがアリ32Hzの上げ下げもできます。
ただ、32hzを上げてもWF-1000XM4の音は殆ど変わりません。
まあ、基本的にそのあたりの再生能力がないのでしょう。
無理やりいじったのが冒頭の図。
この設定は他の曲では変な音になり使えないのですが「サンサーンス3番」はなぜか心地よくなります。(録音上高音に嫌味があって、それが隠れるのも一因かも知れません)
コントラバスのピチカートが少しうるさくなるのを我慢すれば、概ね、重低音気分で曲を楽しめます。(本当に欲しい重低音とは違いますが)
通常、装置では曲ごとに音を設定することは出来ませんので、大概フラットで聴きます。
がPowerAmpアプリでは、例えば出力イヤフォン毎や、曲ごとにグライコパラメタを設定できるのです。
アルバム中のサンサーンス3番の1楽章、2楽章-前半,2楽章-後半の3曲にのみこの設定を行っています。同一アルバムの別の曲はフラットに再生されます。
この例では曲指定で[保存]していますが、「WF-1000XM4でこの曲」ということも可能だと思います。
これは使えます。
他の曲
実はベートーベンの「田園」も継続する低音のイメージが強く、バスを上げて聴くことがあります。
さすがに「サンサーンス3番用設定」では不自然になりますので、少し穏やかに低音を上げる設定をしました。
チャイコフスキーの「悲愴」も低音でホールの空間が作られるイメージを持っているので少しいじってみようかなどとも思っています。
他の曲はフラットにしてあります。
そもそもWF-1000XM4自体が低音の素のドライブ能力が低いところを電気的に押し上げているような音でかつ少し低音不足なので、曲別でなくWF-1000XM4なら少し低音を上げるという形にしても良いかもしれません。
せっかくのハイレゾなのにグライコでゆがめるなんて。。。
とも思いますが。。。しかもいじりたいのが低音。。
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