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◇イヤーチップとケーブル;EAH_TZ700

 イヤーチップ!

TechnicsのEAH_TZ700というインナーイヤーレシーバーを導入しました。

結構値の張るものですが、何ととんでもなくスカスカの音しか出ませんでした。

標準のイヤーチップ(L)が耳に合わないようなのでXLにしてみるとある程度ちゃんとした音は出たのですが、それでも耳への嵌り具合が不安定なのかすぐスカスカの音になってしまいます。
付属の8種類のチップを全部試したのですがダメでした。

試しにSONYのトリプルコンフォートイヤーピースを試してみるとしっかりと良い音が出ました。

そのままSONYのイヤーピースを使うことも考えたのですが、SONYはポートサイズが小さくTechnicsは大きいため、無理がかかりそうなので、別のポートサイズの大きなイヤーピース(radius/DEEP MOUNT)を購入しました。

Technicsのスカスカ・イヤーチップとは全く異なり、低音までしっかりでる良い音となりました。
SONYのXBA-Z5に比べ、一つ下の低音がしっかりでます。
ただ曲によってエネルギー不足を感じるものもあります。手で耳に少し押し込むと音が完全に消えてしまいますので、ドライブ能力に問題がありそうです。現在使っているwalkman NW-ZX507では能力不足なのかも知れません。ポタアン(ポータブル・アンプをこう呼ぶらしいです。言葉は聞いたことが有りましたがポータブル・アンプの事だとはつい最近まで知りませんでした)を導入する必要があるかと考えています。

とはいえなにより付属イヤーチップが酷すぎます。
イヤーチップで音が変わるということは随分言われていますがここまで変わるとは思っていませんでした。

Technicsは新規参入なので経験が完全に不足していたのでしょう。

 左右表示

子供の頃ナショナルの家電製品(ラジオなど)はとても使いづらいと思っていました。

水平方向の分からないビデオカメラ、ejectスイッチが横スライドで操作し辛いETC、首の回らない電気スタンド、チルダボタンでチルダが入らないPC、電源を入れるのがとても難しいポータブルBDプレーヤ等々その「使いづらい伝統」は続いています。

このイヤフォンにも、いかに使いづらくするかという工夫が施されており、左右が判別しづらくなっているのです。多分わざとです。
冒頭の写真のように左右の区別が出来ないのです。(コネクタ部に切り欠きがあり、そこを覗くと赤と黒の色が施されてはいます。が、一見すると区別されていません)

そこでケーブルをSONYのM12SM2に置き換えることにしました。
下の写真のようにちゃんと左右が区別できるようになりました。

ナショナル-松下-Panasonic-Technicsの社是として「使いやすい物は格が低いものである。可能な限り使いづらくして格を上げなければならない」というのが有るのだと確信しています。

失敗を繰り返してしまいました。やっぱりこの会社の製品は乾電池と二股ソケット以外は僕には難しすぎるので買ってはいけないんだと改めて思いました。

 高い物なのに

元々が高い物なのに、そのままでは使い物にならず、別途出費を強いられました。

さらにヘッドフォンアンプの追加が必要となると。。。。

調査不足?多分事前に調べても分からなかったんじゃないでしょうかね。

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いかん、いかん。これ以上音に嵌ってはならん。

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