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◇moraのハイレゾ楽曲とwalkmanとfoobar2000

m(_ _)m 日記かよ

 moraでハイレゾ楽曲取得

walkman+WH-1000XM3はとても音が良く楽曲ライブラリのデータの幾つかをAAC->ALAC(Apple lossless)に置き換えました。
これらはCD音源です。Hi-Res音源ならもっといい音が得られるだろう。

てことでmora(Sonyがやってる音楽配信システム。ハイレゾもある)から楽曲を購入しました。

 大失敗

ブラームスの交響曲第2番が欲しいと思い、検索。

「シャルル ミュンシュ」⇒おお懐かしい
「ハイレゾ|FLAC|96.0kHz/24bit」⇒うん、ハイレゾだ

リストには
 交響曲第1番 1楽章
 交響曲第1番 2楽章
 交響曲第1番 3楽章
 交響曲第1番 4楽章
 交響曲第2番 1楽章
 交響曲第2番 2楽章
 交響曲第2番 3楽章
と並んでいる。楽曲別に購入できるものもあるが、これはアルバム単位。

まあ、1番もあっていいか、と一括購入。

途中で気が付いたのが、
 「Brahms 交響曲第1番、Honneger」
という表示。Honngerで切れていて後ろは表示なし。

まあ、ブラームスの1番、2番におまけのHonnegerの曲でもあると思った。

ら、大間違い!

リストでは交響曲1番、交響曲2番となっているが、なんと!交響曲2番はブラームスではなくオネゲル。

この購入手続きに至るまで結構バタバタした上眠気もあり判断力が低下していた。
例えば、2番が3曲しかないことに即気が付いてもいいはずでもあった。とはいえ、楽章を連結して一曲扱いにするものも多い。

返品できるのなら返品したいんだが、ネット購入のデータものじゃダメなんだろうねえ。

 ダウンロードできない。

失敗にめげず、ハイレゾ・ブラームス購入にトライ。

ブラームスの1番~4番のセットがあった。指揮はRattle。

気になったのが「44.1kHz/24bit」と言うところ。
96.0kHzじゃないのか~。まあ、最近は高音が聞こえていないからいいか。
24bitの方はまさに24bitオリジナル録音。16bit->24bitの誤魔化しリマスタリングではない。

支払い手続きを行い、ダウンロードを開始したところ

            Music Center for PC
   ネットワーク接続が切れました、
   インターネットへの接続を確認してください。
というエラーになる。

ネットはつながっており、他のサイトへのアクセスは問題ない。
何度繰り返してもだめ。

PCを立ち上げ直し、MusicCenterForPCを起動すると
 「ダウンロードが完了していない楽曲があります
  ダウンロードしますか?」
風なことを言ってくるので、[OK]を押しダウンロード再トライ。
が、やはり「ネットワークの接続が切れました」というエラー

MusicCenterForPCはまともに動作するプログラムではないので、
「moraダウンローダー」というのを導入。

なんとかダウンロードできた。

 一部の曲がwalkmanに転送できない

walkmanのSDカードにはiTunes管理の曲を入れてある。

これに影響を与えたくないので、mora楽曲は本体メモリに入れることにした。

MusicCenterForPCを起動。MusicCenterForPCには一切の楽曲が登録されていない。
moraでダウンロードした2アルバムのみ追加。
タイトルがwalkmanで見るには不適切なので編集。
転送。

walkmanで再生してびっくり。

ブラームス1番の第一楽章が入っていない!!

何度繰り返しても同じ。

ダウンロードし直し、タグを一切いじらず、 walkmanで本体メモリをクリアし、転送しなおすとなんとか入った。

とはいえ、楽曲重複、楽曲欠落はMusicCenterForPCの常。

MusicCenterForPCはiTunesで取り扱えないハイレゾデータ(FLACなど)のタグ編集用にのみ使用することに決定。

 iTunesの楽曲と一緒にツールで転送

iTunesのMusicフォルダの下にmoraフォルダを作り、そこにダウンロードし、MusicCenterForPCでタグ編集を行ったアルバムフォルダを配置し、
◇iTunes⇒walkman楽曲転送ツール を使ってwalkman用のSDに転送。
walkmanの本体メモリはクリア

mora楽曲のみフォルダ構成が異なるので不安があったが、無事他の楽曲と同じように表示、演奏出来た。

walkmanは良くできている。

 foobar2000-UPnP(音楽DLNAサーバ)

当初mora楽曲はwalkmanの本体メモリのみに入れ、SDには入れないつもりだった。

SDはwalkmanとPC上のfoobar2000どちらでも使えるようにしている。◆WalkmanのSDにfoobar2000DLNA同梱参照

foobar2000では楽曲リストにmora楽曲が出てこなかったが、SD上のmoraのフォルダを「Library」⇒「Configure」の「Music folders」に[Add...]すれば、 リストに表示され、再生も出来た。

MusicCenterForPCで転送がまともに出来ていたらfoobarを使ったネット再生はトライしていなかったと思うと、いわゆる「怪我の功名」に近い。

 感想

ハイレゾに関しては実はそんなに期待していませんでした。

でも、なかなかいい。

DSDネイティブだとか、バランス接続でだとか、嵌っていく心も分かります。

んが、金も時間もないので、ここで打ち止め。

膨大な数のAACをALACに置き換えていくのが先です。

 dsd再生にトライ

Mahlerの交響曲第6番;Abaddo/Chicagoが

  • FLAC|192.0kHz/24bit (5.5B)
  • DSD(DSF)|2.8MHz/1bit (3,4GB)
で出ていました。

手持ちのwalkmanはDSD対応(ネイティブではなくPCM変換し再生)、YAMAHAのネットワークアンプも同じです。

foobar2000に foobar2000を使用してDSDファイルを再生する(YAMAHA) の記述に従い、次のコンポーネントを導入しました。

  • 「ASIO support」コンポーネントのインストール
    • foo_out_asio.fb2k-component
  • 「Super Audio CD Decoder」コンポーネントのインストール
    (foo_input_sacd-1.1.0.zip)
    • foo_dsd_processor.fb2k-component
    • foo_input_sacd.fb2k-component

これによりfoobar2000-DLNAサーバ楽曲をYAMAHAのネットワークAMPで再生できました。

 MusicCenterForPCではアルバムをまとめられない

moraからアルバムをダウンロードしてMusic Center for PCで表示すると、1つのアルバムが1つにまとまっていない場合があります。

あきらめましょう。

Music Center for PCは単純にタグエディタとして使用します。残念ながらエディット後の結果を見るのは難しいので、Mp3Tagなどのツールを併用します。

当初Music Center for PCはwalkmanと相性が悪いだけだと思っていたのですが、楽曲情報との相性が悪いようです。使えません。

 そして;今後ハイレゾには手を出さない

結局次の4アルバムをmoraで購入しました。

  • ブラームス 交響曲1番、オネゲル2番;Munch/Pairs FLAC(96kHz/24bit)
  • ブラームス 交響曲1~4番;Rattle/Berline FLAC(44.1kHz/24bit)
  • マーラー 交響曲 6番 <悲劇的>;Abbado/Chicago dsd(2.8MHz)
  • サンサーンス交響曲第3番;Barenboim/Chicago,Paris FLAC(96kHz/24bit)

サンサーンスは第一楽章はオルガンの存在感も強くなかなかいいのですが、2楽章でガラッと音が変わります。

曲調がということでなく「音」が変わるのです。何か聞こえない部分にトゲがある。

とても不快で最後まで聴くことはできませんでした。多分今後2度と聞かない気がします。

ひょっとしたらフィルターが正常に働かず電気的な歪が残ってしまったのかも知れないと思っています。

音響のサンプリングにはフィルターは極めて重要です。
ハイレゾになったため、いい加減なフィルター処理を行ったのではないかと疑っています。

そして、ひょっとして1楽章と2楽章の録音は別の日に別の回路で別のエンジニアが行ったのではないかとも。
ただ、1楽章も1'stバイオリンの音が1本だけがsoloの音のように目立って不自然です。音のバランスの取りづらい楽曲ですので、マイクを近づけすぎ、明瞭さを狙い過ぎたのかもしれません。

DSEE HXの逆の機能があれば結構いい音で聴けるかなとも考えます。 変に高まった高域を押さえることで単純なローパスフィルタより高音質を保って、非可聴域の「トゲ」をとる。

4アルバム購入して2アルバムが失敗。2つの理由はそれぞれ別ですが。

ま、個人的には今後ネットでハイレゾ音源を購入することはないでしょうねえ。

 はずだったが

カラヤンの第九。

1962年版。これこそが僕のベートーベンの第九。

1984年版も持ってはいるんだけど、バイオリンが跳ねすぎで妙に落ち着きがない。

1976~77年版があるらしいけど、CD屋はほぼ絶滅している。

で、ふと調べるとハイレゾ版がmoraで配信されていた。

古い録音のハイレゾ版ってどうなんだろうという興味もあった。

で、

  • ベートーベン 交響曲9番 "合唱" ;Karajan/Berlin '77 FLAC(96kHz/24bit)
を買ってしまいました。

確かに響きは柔らかくて、ハイレゾなんだろうなとは思うけど、多分もう一段上のオーディオ装置じゃないと、価値は分からないのかも知れません。

残念ながら演奏は今一つ。例えば3楽章は管の音がパフポフプーピーしていてバランスが悪いし、重要なホルンのHのスケールの上り下りが妙に揺れている。 なにより、4楽章の「O Freunde」のFreundeが素直にEではなくA~Eとなっているのが嫌いです。

ちなみに、ブラームス+オネゲルは領域が勿体ないので削除しました。AACに圧縮できれば入れなおすかも。

 で、2020/01/19

その後、システムの高音質化を行い、最近の録音のちゃんとしたハイレゾソースも幾つか入れました。

Abbadoのマーラー6番。音がそんなに悪いわけでもないし、演奏も悪くないけどなぜか途中でいやになって最後まで一気に聞き通せないのです。
Currentzisのマーラー6番を買ったところとても素晴らしく、もちろん頭から最後まで一気に聞き通します。何が違うか。
まあ、古い録音だしハイレゾといってもインチキっぽいなと、Abbadoのマーラーは消去することに。

Rattleのブラームスも音は悪くはないけど最近の録音に比べると今ひとつ。好きな演奏なので消しはしません。

てことで、当初購入分は全部失敗。
「ハイレゾは大したことないなあ、データ領域が無駄」と思っていたのはのはソース選択が悪かったことが分かりました。

moraはダウンロードが難しいこともあり、最近は殆どe-onkyoを使っています。

あくまでこれまでの個人的感触ですが、目安としてソースは録音が2010年位以降で94kHz/24bitが適切かと。192kHzはどうも非ハイレゾ音源のリサンプリングものが多い気がします(全てではないでしょうけど)。

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