◇「に」と「を」ー2
道路「を」雨が打ち付ける。は間違い
以前の記事 ◇格助詞「に」と「を」の違い で「。。。に直撃」というマスコミの格助詞用法はおかしいと書きました。
「。。。を直撃」とすべしという通達などがあったのか最近、「に」は使われず、「を」に統一されたように見えます。
ところが、その影響か、別の変な格助詞用法が目につくようになりました。
「道路を雨が打ち付ける」←間違い
「打つ」であれば他動詞である「雨が道路を打つ」で良いのですが、「打ち付ける」の核は「打つ」ではなく自動詞「付ける」でなので、「に」を使い
「道路に雨が打ち付ける」
と言うべきです。「道路に打ち付けるように雨が降る」がより自然かも知れません。
「打ち付ける」を他動詞として使うなら「風が雨を道路に打ち付ける」という形であって決して「道路を打ち付ける」とはなりません。
「釘を壁に打ち付ける」などと同じです。
こういう普通の人があまり使わない用法はマスコミの「使い方の区別を無くす」という合理のため壊されていってしまうのでしょうかね。
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