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◆断層が動く、風が吹く

 断層が動くのか?動くから断層なのか?

いつも不思議でたまらないのが地震の度に言われる「断層が動いた」という表現。

通常、断層があってそのズレが大きくなったのではなく、新たな断層が出来、岩盤が動いています。岩盤が動くから断層になるのです。

ひょっとしたら言葉の問題であって、「風が吹いた」という場合吹かなければ風じゃないわけで、 「風が存在し、それが吹いた」という意味ではないと同じく、「断層が存在し、それが動いた」 という意味ではない。
風と断層には大きな差があり、風は吹かなくなれば消えますが、断層は残ります。このあたりが表現が難しくなる点ですかね。

「岩盤がずれ動いた」というのが誤解を生まない表現なのではないでしょうか?

「既にある断層が動く」ようにしか聞こえない表現が、地震の研究を誤った方向に導いているような気がしてなりません。

 既にある断層にそって岩盤がずれ動く

以前の記事 ◆活断層は本当に活? でも同じようなことを書きましたが、「活」断層でさえ動いて大きな地震が起こった証拠を聴いたことがない。

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