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◇いずも・いずも


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 いずもvsいずも

以前作成した「ヘリコプター搭載護衛艦いずも」 (◆いずもと大和参照) が、航空甲板の色合いが本物と違い過ぎるのと、 なによりマークが入っていないのが不自然すぎるので、新たに作り直しました。

今回は塗装済みのプラモデルです。甲板は彩色済み、マークも最初から入っていました。
側面にある複数の網構造の部分にのみスミ入れを施しましたが、それ以外に塗装はしていません。
前回はウォーターライン・モデルでしたが今回はフルハル・モデルです。


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塗装済みということで「初心者向けお手軽プラモ」だろうとなめてかかったんですが、結構部品が細かくて大変でした。


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旧いずもは搭載ヘリやトラックなど甲板要員が多いのですが残念ながら月日を経て随分いたんでしまっています。


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 反省と備忘録

 倒れそうなものは倒れないようにしておく

接着剤のボトルの形状が薄くて倒れそうだったのですが、そのまま作業を続け、倒してしまいました。
倒れてもこぼれないはずなのですが少しこぼれてしまいました。

その反省に立ち、右のようにクランプで挟み、倒れないようにしました。

 スミ入れはエナメル系塗料で、ふき取りは「丁寧に」

スミ入れは、基本の塗装後に、エナメル系の塗料で行います。

今回は塗装済みキットなので最初にランナーについた状態で行いました。

渇き切らないうちにエナメル溶剤をしみこませた、布または毛羽立たない綿棒で、窪み部に塗料が残る形で周りをふき取ります。
今回の作業は残念ながらふき取りが雑過ぎました。

 小さくて丸みのある部品はピンセットでつままない

丸みのある小さなものをピンセットでつまむとどうしても飛んでしまうことがあります。

思いもよらぬ程遠くまで飛ぶため、見つからなくなります。

右の写真の部品も実はなくしてしまいました。

その反省に立ち、弱粘着性の両面テープを、先の曲がったヘラにつけ、部品をテープにつけてピンセットの代わりをさせてみました。

このテープは片側が通常の粘着性(強粘着ではない)を持ち、剥離紙側が弱粘着性を持っています。

極めて小さいものは弱粘着面を使い、少し大きいものは通常の粘着面を使うような形が良いようです。

作業ごとにテープは付け替えるのが良いでしょう。

 ピンセットを持つ手をひねらない

接着する場合、できるだけピンセットを持った手をひねらず、部台となる方の向きを変えるようにします。

ピンセット側で向きを調整すると正確な動作が不安定となります。

先の写真と右の写真では同型の部品を異なる向きで接着するため、船体の向きを変えています。

 接着剤をつける前に部品の案内穴を確認

似たような部品が沢山あり、それぞれ接着すべき場所が異なる場合、大概は案内穴に差が付けられています。

接着剤を付ける前に案内穴の合致を確認します。

 接着剤が少なくなったら無理しない

接着剤が少なくなった場合、作業は中断して、新しい接着剤を購入すべきです。
今回甲板と船体を接着する時に接着剤をたっぷりとつけることができなくなりましたが、強く押さえておけば大丈夫だろうと判断しました。
しかし、残念ながら少し隙間ができてしまいました。

 デカールを貼る面は濡らさない。傾けない。

デカールを貼る面を濡らしてはいけません。水が付いた状態で貼ると水のある部分が接着できずに浮いた形になってしまいます。

デカールを貼ったら乾くまで水平に保つ必要があります。斜めになっていると、乾くまでにずれてしまいます。

今回は船自体にはデカールは使用しませんでした。展示台にのみ使いましたが、水が付いた状態で貼ったため凸凹になってしまいました。

 いずもvsいずも モデリングの差

今回作成したモデルは前回のものに比べ部品がかなり細かく精密になっていました。

しかし、「いずも」でとても印象的な2対のアンテナ棒が今回のモデルにはついていません。
これはプラスチックで形成するには無理があるからでしょうか?
ピアノ線か何かで自作する必要があるのかも知れません。


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