◇「みちびき」と地図データの道幅
測位誤差数センチ、だが地図は道幅情報なしのデタラメ
準天頂測位衛星「みちびき」2号の打ち上げが成功し、 来年(2018)春から本格運用が始まるとのこと。
測位誤差がこれまでのGPSの10m程度から、数センチにまで高精度化される。
んが、
地図が。。。
残念なことに、国内で高いシェアを持つ地図データが道幅情報を持たないものなのです。
幅5mの道も幅50mの道も同じ。
次の2つの地図を見くらべてください。これは同じ位置の図をほぼ 同じサイズで示しています。左は広域図、右は詳細図です。広域図は道を道の情報で描いています。詳細図は道は単なる絵であって道という概念で描かれるのではありません。

参照:
広い交差点などでのカーブでは自動車位置がデタラメに。
道幅情報を持たないから、広域地図になると、管理者で道の幅を変えるという愚!
これを機に道に幅を与えよう。
道には幅があるという現実に目を向けてください。道は線じゃない。
有害データ陳列罪
道幅を持たない地図は自動運転を危険にすると思うし、人が見る場合でも災害時などの流れを悪くし危険。
国土交通省はそろそろ、道幅を持たない道路データを有害データとして「配布陳列禁止」にすべき。
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