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◇何事も隠さず、何事も付け加えず;ls -aF

 何事も隠さず何事も付け加えないで欲しい

昔~しからのUNIXの大いっ嫌いなやり方に隠しファイルがあります。

.(ドット)で始まるファイルがlsやワイルドカードの対象とならない「隠しファイル」となるため、 多くの重要で目を引くべき設定ファイルを隠してしまうやり方です。

おぞましい方法であり、決して美しくはありません。

このような悪習は即刻廃止すべきだと思っています。

例えばホームディレクトリ上の設定ファイルが多くて邪魔だというなら、 ~/conf/に置くといった取り決めをすればよいのです。

lsコマンドはデフォルトで.ファイルも出すべきです。
まあaliasで逃げることは可能です。

   $ alias ls="ls -aF" # 通常のUNIX
   $ alias ls ls -aF   # cygwin
Fはディレクトリ名をディレクトリ名/と表示する指定です。
なお、cygwinのalias指定法はLinuxなどとは異なるようです。

端末や趣味にもよりますが余計な色は付けくわえない方が見やすいと思います。(--color=auto指定をしない)

alias設定は通常ホームディレクトリの.bashrcという「隠しファイル」に記述します。なぜ隠すのか全く意味が分かりません。

 WinSCP

WinSCPもこの愚かなドットファイル隠しを行います。

次のようにしてこのバカ作業を止めることができます。

   メニュー
  [オプション(O)]
      「環境設定(P)... 」
       環境設定画面
     「パネル」
       一般
        [レ] 隠しファイルを表示する(S)

 ビルド結果を隠しフォルダへ、!!やめてくれ~!!

とあるライブラリをビルドしたのですがなんとビルドしたものが.lib/という隠しフォルダに入れられていました。
こういうの、やめて欲しい。

 ついでに

ついでにrmdirのディレクトリが空じゃないと動かないという意味不明の仕様を次のように避けます。

   $ alias rmdir="rm -rf" # 通常のUNIX
   $ alias rmdir rm -rf   # cygwin
この意味不明の仕様のため、ディレクトリであろうがファイルであろうがrm -rfを使うという悪癖がついてしまいます。
こうしておけばディレクトリの削除はrmdirでできます。

ディレクトリアクセス関連ではないですが、
Windowsとの共同作業が多い場合、コントロールCでの割り込みはやめた方がいいと思います。 負けを認めましょう。

例えばコントロールKに置き換えるなら次のように指定します。

   $ stty intr ^k
TeraTermでコントロールCでコピー参照のこと


 なお

Windowsで.exeなどの拡張子を隠すのは最悪を超えて超危険であり、絶対にやってはなりません。

マイクロソフトの推奨するやり方は殆どがとても危険です。

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