◇X-Windowの設定(Win-Linux)
WindowsからTeraTermでLinuxにアクセスし、Linux上で開発したX11プログラムの画面をWindowsに出すことを想定しています。
Linux側では環境変数DISPLAYを自動設定します。
Windows(X11サーバ)側設定
インストール:本体(xming)とフォント
Xming X Server for Windows から本体とフォントをダウンロード・インストールします。
2017/3/27日現在の最新版は
となっています。XLaunchアイコンをデスクトップに置くことを勧めます。
アクセスを許すクライアントのリスト設定
X0.hosts(C:\Proguram Files(x86)\Xming\X0.hosts)にアクセスを許すホスト名またはipアドレスを書き並べます。
例えば、
localhost hostA hostB 168.68.1.27といった形となります。
Windows10ではエディタを管理者として起動する必要がある場合があります。
起動
XLaunchを起動し、通常は
- 「Select display settings」で[Multiple windows]
- 「Select how to start Xming」で[Start no client]
- 「Specify parameter settings」で[Clipboard]
[完了]でX11サーバが起動されます。
Linux(X11クライアント)側設定
Xlibのダウンロード(開発用)
Xlibのパッケージ名はCentOS7とUbuntu/RasPiで異なることに注意が必要です。
=== CentOS7 === $ sudo yum install libX11-devel (Xは大文字) === Ubuntu/RasPi === $ sudo apt-get install libx11-dev (xは小文字)
DISPLAYを自動設定する
TeraTermでのログインで環境変数DISPLAYにサーバホスト名を自動設定します。
.bashrcに次の記述を追加します。
IFS=' ' set -- $SSH_CONNECTION export DISPLAY=$1:0.0IFS=' ';setは文字列を空白で分割$1,$2,$3...に設定する記述です。
$SSH_CONNECTIONには"192.168.1.2 8833 192.168.1.11 22"といった形で先頭に端末のipアドレスが入っていますので、DISPLAYには"192.168.1.2:0.0"の形が設定されます。 SSH_CONNECTIONが設定されていない場合":0.0"がDISPLAYにセットされ本体のディスプレイへの表示となります。
確認(Windows側から)
単純な確認をします。
- XlaunchでXウィンドウを起動し、
- TeraTermでログインし、
- xeyesやxclockなどを起動してみる。
$ xeyes &
ファイルマネージャnautilusを動かしてみます。
- インストールされていない場合インストールする
-
--no-desktopオプションを付け起動。オプションを付けないと、デスクトップ全体が表示される。
$ sudo nautilus --no-desktop &
$ sudo yum install nautilus または $ sudo apt-get install nautilus
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