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◆金星の大気のメカニズムを解く

 金星のスーパーローテーションの仕組み

金星の大気は秒速100mで自転方向に流れています。
これに対し自転の速度は赤道域で秒速1.6m程です。大気は自転をはるかに上回る速度で回っているのです。

スーパーローテーションと呼ばれるこの大気の動きのメカニズムは全く分かっていないという事です。

次のような仕組みではないかと考えています。

太陽の当たる面は当然熱くなります。
自転速度は極めて遅いので、太陽の影響による地面の温度差(※)は大きなものとなります。
自転に引きずられる地表付近の大気は回転するにつれ温度が上がり膨張します。
大気は回転する地表に引きずられており、かつやってくる大気は進行方向の大気に比べ少しだけ温度が低く押し戻すことができにくいため、膨張は等方ではなく進行方向に少しだけ大きくなります。
それが少し上空へ力と熱を伝えます。
そしてそれが自転以上の回転を大気に与えることになるのです。

金星の大気は厚く二酸化炭素が多く、太陽光が地面に達するまででも多くの熱を大気に与えることが合わさり、スーパーローテーションを構成するものと考えています。

ゆっくりした回転で低温の大気を押し込む機構がターボにあたり、非対称な加熱機構が燃料の爆発に相当するジェットエンジンのようなものです。

重要な点は自転が遅いことと大気がある程度の厚さを持っていることです。
大気が二酸化炭素を多く含むことも重要かも知れません。

※: 大気の温度も高いので、陰の部分では地表は大気から熱が与えられ、観測される温度差は小さいものとなります。

 熱を無視できるとは思えないんだけど。。。

昨日NHK教育の「サイエンス・ゼロ」で金星探査機"あかつき"の話題を取り上げていました。

その中でこのスーパーローテーションの仕組みの仮説を出していました。
地上の起伏が生む大気の「波」が原因で、"何等かの仕組み"によりスーパーローテーションが生まれる、 というものです。

まあ、"何等かの仕組み"を持ち出せば何だって説明できるわけで、まだまだ何も解明されていないんだなあと 納得しました。

ただ、熱は絶対に無視できないものと思います。

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