◆9人いる!視覚による数の把握
9人いる
G7サミットの集合写真を撮るシーンを見て、あれっ?と感じた人は多いのではないでしょうか?

9人いる!
G7にユーロ/ヨーロッパの代表を加えて9人であることは後で知るのですが、最初にぱっと見たときにとても不思議でした。

例えばG20で22人いても気が付かないと思います。
何人くらいからぱっと見て気が付くでしょう?

G3で5人なら気が付かない人はいないと思います。

G5で7人でも気が付くでしょう。
G7で9人という今回の場合、多分多くの人が気が付いたことでしょう。

G9で11人あたりからどうかなあと思っています。意識すれば分かるでしょうけど、ぱっと見て違和感を感じるかどうか。
一目で認識できる個数は
映画「フィフスエレメント」でブルースウィルスが、敵がいる部屋を、ちょこっと覗き「右に20人」「左に13人」 と一瞬で人数を把握するシーンがありました(正確な人数は忘れました)
凄いけど一応可能な範囲なのかなあと思います。
色々な目撃談で、「10人くらい居た」、とか「15人くらい居た」などという話がでます。
それらはまあまあ正確です。
一体どの位を把握できて、かつ思い出すことができるのでしょうか?
思い出せるかどうかは別として、一瞬で把握できるのはせいぜい十数個(人)くらいでしょうか?
お店で小銭で支払う場合など、十円玉9個など、店員は一目で把握しているように見えます。
今日たまたま4090円の買い物をし、千円札四枚と十円玉8枚、5円玉2枚で支払ったのですが、
千円札は丁寧に2回数え、小銭の方は一目見、重なりがないことを確認しただけで、
「4090円ちょうどお預かりします」と答えました。
慣れているとはいえその程度は瞬時に判断できるのでしょう。
僕個人は最近この把握力がひどく衰えている感じももっています。
(今回9人という数を目で「感じた」ことに少しだけ安心しました)
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