◆聴覚における音の方位の重要性(につながる雑談)
ステレオの魅力
モノラルで音楽を聴くつまらなさは何なんでしょう?
音楽として何ら要素が欠ける訳ではありません。でも長く聴いていられない。
風呂で、 モノラルのbluetoothスピーカーで音楽を聴いていたのですが 直ぐにやめてしまいました。
で、最近、こんな

SONYのbluetoothスピーカーに。
このスピーカー、一台でも機能するのですが、2台そろえると、2台で左右の音を分けて出すステレオスピーカーになるのです。
ステレオになることの意外な程の効果。
柔らかく疲れない自然な音になります。
人は複数の音を方向付きで聞き分けながら生活しています。
もちろん、1点から出る音に集中することはあるでしょうが、
大勢での会話がそうであるように、やはり音楽を構成する種々の異なる性質の音は異なる方向からくることを自然と感じるのではないでしょか?
きちんと別の筐体から音を出していることも重要だと思います。
「仮想音源」など称して音の位相をいじり小さな筐体1個でステレオ感を出そうとする手法もありますが、どうしても不自然さを感じてしまいます。
2個の離れたスピーカーであることがこの装置の存在価値の高さになっています。
ステレオの魅力(分けるだけでも)
コンサートホールなどは音楽が鳴っていない状態でも、そこに入っただけで、空間を感じます。
微妙な反響などがその要素となります。
ステレオの魅力に空間を感じる点が大きいのは間違いありません。
それとは別途、 実際の空間に配置した音源から音を拾うのではなく、単に左右の音量差でステレオにすることがあります。
2音、和音の聴音アプリ
で2音を音量差で左右に分けてみました。
すると音が柔らかく自然になったのです。
複数の音がある場合、それぞれ方向が異なる事が先ずは重要なのです。
研究されているんでしょうか?
人間の感覚にとっての音の方位の重要性は研究の価値はあると思うのですが。
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