◆ルーペで拡大すると細かな作業ができるか?
ルーペで拡大すると細かな作業ができるか?
実は、頭からかぶって作業する形のルーペは「老眼」対策だと、ずっと思っていました。
眼の焦点さえあっていれば、大きくしようが、作業の正確さには差がないと思っていたのです。
最近、久しぶりにプラモデルを作りました。
ハセガワの1/700water-lineシリーズの「ヘリコプター搭載護衛艦いずも」
恐ろしく細かく1mmに満たないような部品もあり、かなり顔を近づけての作業。
これが結構難しく、細かなものを正確な場所に、正確な向きで接着するのはなかなか大変でした。
位置合わせをしているうちに、ピンセットで挟んだ部品が飛んでしまったり、
部品が指にくっついてしまったりします。
場所はちゃんと眼で見えているのに、思ったように部品を位置づけられないのです。
「不器用なんだなあ~」。。と
なお、手前に写っているのは随分以前に作成した「イージス型護衛艦きりしま」です
ルーペで拡大すると細かな作業ができる
最後の最後に塗料の買い忘れに気が付いて、模型や工作道具を売っているお店に行きました。
そこで双眼のルーペを見つけました。
冒頭の写真のものです。
レンズが複数セットあり付け替えられるようになっています。
購入し、装着して作業してみたところ、単に大きく見えて位置合わせがしやすいというだけでなく、 手の動きが滑らかになるのです。
拡大された空間内でも、動きはおおざっぱにはなりません。
細かな作業ができます。
手の動きの制御には目が大きく関わっていると考えられます。
多分、目で見た位置変化が大きくなる分、細かなフィードバックがかかるため、より精密な手の制御ができるのです。
細かな作業に拡大鏡を使うということの意味を納得するとともに 人間の能力の凄さに感動しました。
。。。もっと早くこのルーペを買っておけばよかった。
ちなみに、買い忘れた塗料は、甲板上に乗っている作業車(クレーン車やフォークリストなど)の黄色です。
とは言え
デカール貼りと、エッチングパーツ付けは自信が持てずおあずけにしました。
エッチングパーツを試してみたかったというのが今回のプラモ制作の大きな動機 (細かな立体造形物の画像認識試験用) なのですが、 塗装で失敗して取り付け前にグチャグチャになってしまいました。
ウォーターラインシリーズ。潜水艦そうりゅう
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