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◇式の寿命と猫の寿命

 シュレーディンガー方程式(の解)の寿命

シュレーディンガー方程式は与えられた条件下での量子の確率的状態を 見事に計算します。

ある状態に置かれた原子がどのくらいの時間確率で崩壊するかなどを予言することが できます。

崩壊していない状態(即ち式の条件)を「式が表す量子状態」と呼べるのか若干疑問は ありますが、式の表すものですので、そう呼ぶことにしましょう。
崩壊した状態はどうでしょう?崩壊した状態というのは式の条件そのものが 崩れた状態です。これを「式が表す量子状態」と呼ぶのは完璧な間違いです。

崩壊に関する式は、同時に式そのものの寿命を表しており、崩壊が起これば その式はもう何も表さないのです。

もし、これを2つの状態と呼びたいなら、「式の有効な状態」と 「式の無効状態」というメタ状態であり、決して式の表す「量子状態」 ではありません。

2つの量子状態の重ね合わせというのはマクロな猫を持ち出す以前に 量子式レベルで考え方が間違っています。

 猫の寿命は観測で定まるか?

「観測量子論信者」は「シュレーディンガーの猫」が「生きている量子状態」と 「死んでいる量子状態」 の重ね合わせ状態にあり 観測によってどちらかに定まるとしています。
マクロレベルでさえ観測が状態を定めるというのです。

でも、猫は本当に半死半生の死にかけの場合もあるでしょうし、死んで1時間 たった状態かもしれません。
観測したら死後一時間状態だった時、観測によって1時間過去にさかのぼり 猫が死んだというのでしょうか?

猫の死というのは決して「生きているか死んでいるかの量子状態」はなく 観測前の状態というのはその2つ「量子状態」の重ね合わせなどではないのです。
そもそもきちんと定義できない状態を「量子状態」と呼ぶところがインチキです。

どうしても「状態の重ね合わせ」と思いたいのなら、起こりうる時間での 無限の状態を重ね合わせ、さらには健康状態での猫の体力の状態や、 機械が故障した状態、もっと言えば過激な動物愛護団体が途中で妨害 した状態などありとあらゆる状態の重ね合わせという無意味なものになります。

 上下スピンの重ね合わせ状態

上向きスピン状態と下向きスピン状態を重ね合わせ「シュレーディンガーの 猫状態を再現した」などの発表がたまにあります。

まったく違います。

2つの状態の複数の粒子が完全に管理された領域に閉じ込められ、式が生きている状態なのです。

ただ、良く読むと、それが「シュレーディンガーの猫状態」とは言えない ことを分かっていながらそうだと述べるという「カルト信者」の論理展開 をしているように見えます。

量子力学は科学ですが、「観測量子力学」はカルトです。

観測量子論信者のみなさんに真実を教えてあげましょう。
私は今端末の前で画面を即ちこの世界の一部を観測しながらこれを書いています。
私が観測することにより、約137億年さかのぼって量子確定が起こり、この宇宙が 誕生したのです。あなた方は私が観測することによって、今存在しています。冗談です。

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