◆ミンミンゼミの声の拍
ミンミンゼミの鳴き声のパターン
ミンミンゼミの鳴き声というと、
「みーん、みん、みん」
と思ってしまいますが、良く聞くと、このパターンを繰り返している訳ではなく、
基本は
「みーん、みん、みん・みん、みい~ん」
のようです。
音の長さを無理やり楽譜にしてみると、

このパターンを基本として、第2小節の頭が「みん」一発ではなく「みん、みん」
であったりという変化が入ったりします。
ただ「みん、みん」となった場合はその後が綺麗な「みい~ん」ではなく
「みい~、ギギギギ」のように乱れてしまうことが多いようです。
第1小節の変化はめったに起こらないようです。
どのようにしてこのパターンが生み出されるか
脳の中のごく単純な回路でパターンは作られるものと思われますが、、、、
第2小節に起こる変化などの理由も、、、
脳神経の働きを調べれば、割と簡単に分かるないですかね。
あと、遺伝子のこの辺が変わると、パターンが全く変わってしまうなんてのも。。
蝉の声を楽譜化できるか?
セミの声は高かったり低かったりしますが音程は感じません。
時間軸は楽譜に置けますが、音程を感じられないものを表すことは
難しそうです。
まあ、現代音楽では楽譜上をロケットが飛んだりしているので、
そんな感じで表すんですかね。
今回は単純な楽譜で単純にバイオリンを割り当てています。
トリルにしたり、沢山の音を重ねたり、音の変化はグリッサンドに
したり、できた音を加工したりと色々トライしたのですが、蝉の声風には
ならなかったので、そのまま置きました。
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