◆VisualStudioで標準C++64bitアプリ作成:メモ
VisualStudioで標準C++64bitコンソールプログラムを動かす。
64bitプログラムを作るには
- 構成マネージャーでプラットフォームにx64を選ぶ
(0) 起動すると次のような画面が出ます。

(1) 起動後[ファイル]-[新しいプロジェクト]でプロジェクトを生成します

(2)「新しいプロジェクト」ダイアログで、
- VisualC++
- 「Win32 コンソールアプリケーション」
- プロジェクトの名前(この例ではHello64)
- プロジェクトを配置するフォルダ(この下にプロジェクト名のフォルダが作られる)
win32は後でwin64に変更できます。

(3)「Win32 アプリケーション ウィザード (プロジェクト名)」-「ようこそ」が開きます ので[次へ]をクリックします。

(4)「Win32 アプリケーション ウィザード (プロジェクト名)」-「アプリケーションの設定」 が開きます。空のプロジェクトにチェックを入れ[完了]を押します。

(5)コンソールアプリケーション用プロジェクトが作成されました。まだwin32用ですので これをwin64用に変更していく作業がこの後必要となります。

(6)[ビルド]-[構成マネージャー」を選択します

(7)「構成マネージャー」が表示されます。[プラットフォーム]で <新規作成>を選択します。

(8)「新しいプロジェクト プラットフォーム」ダイアログがでますので、 x64を選択し、[OK]を押します。

(9)「構成マネージャー」の「プラットフォーム」が「x64」に変わります。
[閉じる]で閉じます。

(10)見た目では分かりませんが、これで64bitアプリケーション用のプロジェクトに 変わりました。

(11)[プロジェクト]-[新しい項目の追加]を選択します。

(12)「新しい項目の追加」ダイアログがでますので、 C++ファイル(Cpp)を選択し、ファイル名を設定し、[追加]をクリックします。

(13)ファイルが追加され、編集画面が出ます。

(14)プログラムを直接手入力します。

(15)[デバッグ]-[デバッグ無しで開始]でビルド/実行します

(16)ビルドの確認が出ますので[はい]をクリックします。

(17)ビルド結果が出、コンソール窓が表示され、実行結果がでます。


(18)VisualStudio付属のdumpbin.exeでHello64.exeを調べるとx64であることが 分かります。
> dumpbin /headers Hello64.exe | findstr machine 8664 machine (x64)
注意点
*:
コンソール出力プログラムは「Win32コンソールアプリケーション」
で作成しないと、VisualStudioでプログラム起動時に開くコンソールが終了時に
閉じてしまい結果をみることができません。
別途コマンドプロンプトでexeを動かすか、最後にpauseをいれた.batで
exeを動かすならコンソールアプリケーションでなくても構いません。
*: 標準C++ソースは空の状態から作る必要があります。VisualStudioが 雛形を生成する形ではMicroSoftの変態C++になってしまいます。
*:
手続き11の[プロジェクト]-[新しい項目の追加]はここでやらないと
[プロジェクト]メニューから消えてしまう。
今の所後から項目を追加する方法は良く分からない。VisualStudioは
殆どが隠されてしまうので、長い手続きの途中で、ちょっとでも
気を抜くと全てをやり直す必要がでる。
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