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お風呂TV(設定および注意点):メモ

お風呂TV(xperia tablet Z/WiFi)を購入しました。

お風呂TVとしては良くできている製品だと思います。 PDFビューワーとしても使えそうです。

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購入の一番の目的は外出先でのWEBブラウジングでした。タッチ操作の感じがあまり 良くなく、イライラさせられる面も多いのですが、やはりこの薄さと軽さ、 そしてまあまあのバッテリー持ちは魅力で、電車の中などでも使うようになりました。

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頻繁なタッチ操作やスクロールなどを必要としないアプリなら役に立ちそうです。 例えば、 ■新滝山街道2013:。。というよりほぼGoProメモ に載せた装置操作アプリなどです。

 最初にすべきこと

購入直後の状態では全く使うことができません。以下の最低限の設定が必要です。

(1)スリープの設定:最重要設定!

驚くべきことに、購入直後はスリープ設定が30秒になっています。

色々設定しようとしていると、途中で頻繁に電源が落ちる ので、故障だと思いました(実はスリープに入っただけ)。

右上の[アプリ]をクリックし、[設定]を起動し、[画面設定」を選び[スリープ]を選び 最大値である「30分」を選択します。 最大が30分というのはバグでそれ以上がでなくなっているんだと思いました。 でも、これはバグではなく仕様だそうです。とはいえ、この仕様そのものがバグだという方が適切です。

15秒などというトンデモナイ設定ができるようになっています。一体だれが何のために 15秒などいう設定を行うというのでしょう?最低は1分にして、それ以下の細かい 設定をしたい特殊な場合は秒単位の指定ができるということにすべきです。

それにしてもデフォルトが30秒とは。。。。

なぜか、設定が15秒に変わってしまうことがあるので、 「突然電源が落ちる(実はスリープ)」状態になったら スリープ設定を見直すこと。

(2)OSのアップデート

購入直後の状態では、スクロール中に画面拡大が動いたり、クリックしたとみなされ たりといった変な動きをします。

OSのバグだと思いましたOSのバグでした。

2013/5/8からOSのアップデートができるようになっているので、必ずアップデートのこと。

ただし、タッチ反応が悪かったり、検出位置がおかしかったりというのはバグではなくAndroidの仕様のようで 改善されることはありません。

### 2013/5/18
スクロール操作での誤動作は、OSのバージョンupで少し改善はされますが、やはり起こります。
ネットや本には"Andoridタブレットではタップミスをためスタイラスペンを使った方がよい" といった記述が多いので、スタイラスペンを購入し、ペン操作にしてみましたが、この誤動作が 解決されることはありませんでした。
お風呂TVではスクロールしたり頻繁なタップなどはありませんので、お風呂TVとしては合格レベルです。

 (3)画面の向きの設定

水平に置いて作業すると、画面の向きが勝手に変わってしまいます。

向きを固定にする作業はとても大変です。(iPadのように専用スイッチが ある訳ではありません)

右下に出ている「時計」をクリックし、出てくるメニューの「時計」をさらにクリックすると 出てくるメニューに「向きの自動回転」というのがあるので、止めます。

向きを変えたいことは良くあります。それがこんな3段の手順を踏むなんて。

なお、縦向き固定とした場合でも、TV視聴時には横表示となり、向きの判定も します。面倒な3段手順を踏む必要はありません。
さすが「お風呂テレビ」

#2014/4/30
Android 4.2.2にはとんでもないバグがあり、向き固定にすると、横向きにしかなりません。
これはバグです。これが仕様だというなら、Androidそのものがバグです。

 必ず入れておくべきアプリ(だった)

 スリープの無効化

スリープまでの時間が最大でも30分までしか設定できないという とんでもないバグ仕様を避けるためのアプリが 幾つか出ています。

当初「スリープモード」というアプリで何とかなったのですが、OSを アップデートすると、このアプリではこのとんでもないバグ仕様に対処できなく なってしまいました。

多くの人がこの馬鹿げた仕様に悩んでいるようで、いくつか アプリが出ていますが、残念ながらどれもうまく機能しなくなって いました。

iOSでもスリープモードへの移行時間が設定できるようになっていますが、 ちゃんと「スリープしない」設定ができます。当たり前です。えらい!

重要な注意:使用後は必ず電源offに

電源スイッチを軽く押すとsleepモードになります。

sleepモードでもバッテリーはかなり消費しているようで、2日程置くと、 起動しなくなりました。
一旦こうなると、電源コードをつないでもしばらくは起動することはできません。

アプリを細かく停止するとかするとどうにかなるのかも知れませんが、 基本は電源スイッチの長押しで電源offすべきです。
あるいはsleepしておく場合はかならず電源コードをつないでおくこと。 なお、パソコンのUSBからでは充電できせん。

電源offからの起動でも30秒程度です。

 WiFi設定

自宅の無線LANに接続したり、出先でWiFiルータを用いた接続をしたりします。

しかし、たまに自宅の無線LANに参加できなくなります。この時はipアドレスが 192.168.0.2というLANのグループとは異なるアドレスがセットされてしまっています。

WiFiを切ってつなぎ直すと繋がることがあります。

IPアドレスを手動で設定するには:
「設定」-「無線とネットワーク・Wi-Fi」でWi-Fiをonにしたときに出てくる アドレス一覧の当該部を長押しすると 出てくるダイアログで「ネットワークを変更」を押し、出てきた ダイアログで[詳細オプションを表示]にチェックを入れると IPアドレスの設定パネルが出てきます。

 バグのように見えて仕様であるもの

色々バグと思われる事象がありますが、その多くが仕様です。

 タッチ位置

指でタッチしたとき、当然ある程度の面積でタッチすることになります。

タッチ位置は当然面積の中央部と判断すべきですが、どうやら端っことなる ようです。

このとんでもない判断はどうやらAndoridの仕様のようです。

ときどきタップすると、その近辺の拡大表示がでて、タップのしなおしが 求められる。どういう時かはよくわからない

 ChromeがPCサイト閲覧とならないこと

驚くべきことに、Chromeでページ閲覧をすると、PCサイト閲覧とならず ケータイ向けの小さな画面用レイアウトとなります。

普通に閲覧するためには、メニューボタン(小さな■が三つ並んでいる)を 押し、メニューの「PC版サイトのリクエ...」にチェックを入れる必要が あります。

これは毎回行う必要があるのです。

SONYのサイトには「"about:debug"をアドレスとして入れ設定画面を出す」と いう記述がありますが、これをやっても「"chrome://debug"ページにアクセス できない」という訳の分からないエラーになるだけです。

1920×1200の端末でだれがケータイ画面アクセスを望むというのでしょうか?

 Chromeがページ移動で固まる。

IEにしろSafariにしろページ移動で待たされている間は、輪っかが回転したり バーが伸びていったりします。

Chromeは違います。再読み込みボタンが×になるだけなのです。

最初Chromeのバグで固まったんだと思いました。仕様です。

 Chromeで<audio>タグが再生できない

<audio>の再生ができませんでした。

まず、なかなか反応しないのです。

反応して▷が||に変わっても音が出てきません。

ほぼあきらめたところで音楽が始まりました。

次のような短い音(2秒)はすぐに再生できます。

しかし次の長い音(2分29秒)はなかなか再生が開始しません(12秒かかりました)。

いずれもIEやPC版Chrome、iPadなどでは問題なく再生できます。iPadは同じ通信環境なので 通信環境の問題ではありません。

残念ながら現時点では<audio>タグは実用レベルにはありません。

参考までに<video>も載せておきます。


youtubeもインライン再生にはならないようです。(2015/11/17:inline化できました)

なお、audio,video,youtubeそれぞれのデータは以下の記事のものです。

 スクリーンショットが"長押し"であること

スクリーンショットは電源キーと音量のマイナスキーを長押しするととることが できます。

長押しですので、大概タイミングを逃します。

長押ししないとシャッターのきれないカメラなどありうるでしょうか?

 スクリーンショットで作られるファイルが空

PCとUSBで接続すると、xperia内のファイルをPCから見ることができます。

例えばスクリーンショットファイルは
 コンピューター\Xperia Tablet Z\内部ストレージ\Pictures\Screenshots
の下に作られます。

スクリーンショットをとるとリアルタイムでリスト反映されます。

ところが、出てきたファイルにアクセスしようとしても、内容が空なのです。

「最新の情報に更新」を行っても同じです。

一旦USBを抜き、挿し直し、アクセスし直せば内容が得られます。

 バグのように見えて。。。

 firefox

Chromeは使い物になりそうにないのでfirefoxを入れました。

が、Chromeと同じくPCサイトのアクセスとはならず、もっと悪いとに、 メニューから「PCサイトモード」を選ぶと「It works!」という サイトの根元ページに飛んでしまいます。

firefoxはChrome以上に使い物になりません。

ちなみに、アンインストール法は[設定]-[アプリ]-[当該アプリ(この例ではfirefox)] -[アンインストール]でできます。

 PCメールのクリック音

「設定」「音設定」「タッチ操作音」をoffにしただけでは、PCメールのタッチ音は消えません。
バグかと思った。

「設定」「言語と入力」「POBox touch」「ソフトウェアキーボード設定」「キー操作音」 をoffにします。

これで電車の中でも操作可能となります。

デフォルトでは部屋以外では"現実的には"使えません。

 google earth

東京の地形図on google earthが気に入っており、ぜひドライブ中に表示させたいと 思っていました。

が、「http://www.gridscapes.net/GI/TokyoTerrain/index.kml」が見つかりません というエラーになって表示できません。
何かのはずみで一度だけ表示できたのですが。。。。

 map

GPSがなかなか位置を取得してくれません。

10秒間隔程度なんでしょうか?

散歩用なんですね。

### 2013/5/15
GPSがうまく拾えなくなる事象発生
電源を入れ直すとなおる。

 電子書籍Reader

横向きにして2ページ表示をさせると、そのままでは横幅が本のページに比べ 長くなるので、当然見やすく調整できると思っていました。

できない。

 Walkmanアプリ

PCで管理しているiTunesのフォルダをコピーしてみました。

アルバム内の曲の並びがグチャグチャになりました。

使えません。

 カレンダーアプリ

信じられないことですが、休日の表示がありません。

使えません。

 バッテリーの持ち

充電100%の状態で、mapを動かすと、4時間弱で15%を切りました。

iPadのように、一日バッテリーの心配なく使うとはいかないようです。

しかし、ちょっとした会議などでは問題ないと思います。
もちろんお風呂テレビとしては充分です。

ただ、 長時間使用するようなら、別途バッテリーを用意しておく方がいいでしょう。

なお、 画面を実用の明るさにすると、充電状態でも、バッテリーが減っていきます。

 感想

iPadは良くできているなあ。と再認識しました。もちろん操作を覚える必要 はあるんだけど、タッチしたのに動かないだとか、変なことが動くといったことは 全くない。
もっとも、良くできているのはタッチ操作面だけで、ファイルの 取扱い(アプリごとにしか視野がない)などとんでもなく面倒で付き合いきれません

xperia tabletに関して言えば、軽くていい。薄いラバーがかかっているような裏面も、手に良くなじむ。 モノとしてはなかなかいいけど、ソフトのセンスが悪すぎ。 やっぱり自分で考えていない、モノマネOSはダメだってことですかね。徐々に良くなると 期待してはいるのですが。

ま、お風呂TVとしては活躍しそうです。
NASNEとBDレコーダETZ-2000が見られました。
DLNAサーバに置いてあったビデオは全滅でした。
TMPEGenc Video Mastering Works 5を購入し、mpeg4に変換すると、見られるように なりました。

なんとか仕事でのPDFビューワーとしては使いたいと思っています。

タブレットシステムはどれも一長十短で。。。


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