◆光の進行方向の電場の揺れ:光の波のQ&Q
点電荷の周りの電場
これは◆光の特異点:光の波のQ&Qの補助記事です。
点電荷があると、周りに電場ができます。
右の図で青い矢印は電場ベクトルです。光の振幅ベクトルはこのベクトルの変異ベクトルであり、 図のベクトル自体は光の振幅とは別のものです。
点電荷が振動すると
点電荷が振動すると、電場ベクトルが振動方向と同じ方向に揺れ、その垂直方向、 即ち振動方向の筒、竹輪のような形で横に広がります。
この電場ベクトルの揺れは磁場の揺れを引き起こし、磁場の揺れが電場の揺れ(電場ベクトルの揺れ) を起こしという、おなじみの仕組みで光が竹輪状に広がることになります。
振動方向の電場はどうなる?
点電荷の揺れと同じ方向にも電場の揺れが伝わるはずです。
伝わる方向と揺れのベクトルは同じです。
縦波のような形です。
エネルギーの伝搬も起こります。
この揺れも光となるのでしょうか?
ならないのです。
一見波のように伝わるように見えますが、あくまで元の点電荷の揺れがそのまま
伝わっているだけとなります。
でもそれが波じゃないと
いうのなら重力波だって波じゃないような。。。
電場の変異は伝わる訳ですので、それによる磁場は発生しないのでしょうか?。。
SFの小道具:電磁特異点砲
電荷を一定方向に強く移動させると、その方向には電場の揺れが放出されます。 回りには光が放出されますが、この電場の揺れは光とはならないまま進みます。
電磁特異点砲は、電磁誘導により空間に電場変化を作り放出するものであるが、 進行方向を向いた変異であり、しかも 誘導処理が正確に光速となるように管理されるため、磁場を生まず、 光を生むことがなく、エネルギーは発散しない。
電場変化のすべてのエネルギーが、光球の特異点として 量子揺れ程度の空間に閉じ込められた形で放出され、空間を光速で移動する。
この特異点は、その小ささのため、粒子密度が低い場合はほぼ反応することはなく、 鉛程度の密度の物質がある場合10メートルから100メートル程度移動する 間に反応を起こす。
極めて狭い空間に大きなエネルギーが閉じ込められているため、反応時は 約1500兆度の熱を発生することになる。この時純粋な鉄以外の物質は 核反応を起こしさらに大きなエネルギーがそこに発生し、極めて大きな 爆発が起こる。
。。。てのはどう?
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