△フォルマント合成・時間差差分加算式
これは簡易フィルタによる手法です。倍音畳重による手法を
▲アンチフォルマントによる音声合成
に、倍音畳重とフィルタ
を組み合わせた手法を
▲ハイブリッドフォルマント合成
に置きました。
さらに、子音を加え、喋り歌うものを
▲「ん」「な行」「ま行」と「が」音声合成試験
に置いてあります。
フォルマント試験/時間差差分式
フォルマントF1/F2を指定して音を出す試験です。
右のパネル上で左クリックするとF1/F2が設定され音が出ます。
右クリックでF0が設定され音がでます。
[play/stop]で
音を出す/止めることができます。
基本波にフォルマント波長相当の時間差を与えたものと
基本波の差分を基本波に加えたもの・引いたものを音として出す極めて単純なものです。
この仕組みを発展させたサンプル sample5.mp3 ( ▲「ん」「な行」「ま行」と「が」音声合成試験 )
基本波の倍音構成をはF0.1~F0.6のテキストフィールドで0~100の範囲で指定できます。
F1,F2の差分の重ねかたの強さを基本波のn倍で指定できます。 単純な重ねではなく、+で共振とハイカット、-で共振とローカットとなります。 ただし、単純なフィルタなので厳密ではありません。
基本の波はsin波、ホワイトノイズ、矩形パルス波が選べます。
パルスの幅の割合は0~100で指定できます。
出力データのフォルマント
このプログラムはappletとしてではなく直接ローカルにjar起動した場合、
波形データを wav形式で保存する機能が有効になります。
sin波ベースの「あ」「い」「う」とパルス波ベースの「い」「う」の
wavに落としAdobe-Auditionでフォルマント表示させたものを載せます。
あまり良い形にはなっていません。とくに「い」はフォルマント間の
抑圧が殆どできていません。
う:パルス波ベース
あ:sin波ベース
い:sin波ベース
う:sin波ベース
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