◇泡立つ真空と絶対静止系:移動体の目
真空は泡立っているか
真空は単に静的な状態ではなく、無数の粒子と反粒子が生まれては消えている のだという説があります。
これはどうにも
0 = 1 + (-1)
という式を無批判にあてた「意味のない、物理実体と無関係な」モデルにしか思えないのです。
移動体との関係は
泡立つ真空の空間があるとして、そこを物質が移動するとします。
移動物質は当然進行方向で生まれる物質または反物質と多く 衝突することになります。
これは移動しない空間、絶対静止系の存在を意味します。
それは相対論と矛盾し、おそらくあり得ません。
即ち真空は真空であり決して泡立つ空間ではないのです。
もちろん位置や方向という空間属性を持つ光の場が粒子を生みだすことはあるでしょう。 それはあくまで光のエネルギーが物質に変わりうるということで あって真空が泡立っていることとを示す訳ではありません。
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