◆地形図カーナビ
昔、気に入っていた地図ソフトにインクリメントP社の「MapFanII」が あります。
気に入っていた理由の一つは道の幅が広い道は広く、狭い道は狭く という当たり前の表し方がされていたことです。 (これに関連し ◇道路は幅です に記事を載せています) そして、もう一つ
- 地形の立体表示がある
立体といっても単純な陰影付けのものですが、普通の地図では 読み取れないとても興味深い情報が得られます。
東京を車で走っていると上り下りが結構あります。立体地図を 見ると「あっ、この谷間は狭山湖から続いているんだ」 だとか思わぬことに気が付きます。
狭山湖も立体地図でみると、平野にぽつんと浮かぶ矢じりの ような不思議な形の丘が見え感動します。(湖の形では ありません。丘の形が不思議なのです)
一時期、いつも車にノートパソコンを積んでGPSを付け MapFanIIの立体地図を表示させていました。
谷間に沿ってずっと道を走ったりもしました。
武蔵野の台地から多摩川の広い河原へ下るのも
単に道が下るという以上の楽しみとなります。
東京一帯が空間として把握でき楽しめます。
残念ながら、最新のMapFan-webではこの立体地図がなくなって いました。(ダウンロード・インストールはしたのですが アンインストールしました)
データ量としては大したものではないはずなのでぜひ復活 させてもらいたいものです。
下に載せたのは国土地理院が出している東京都区部の 立体情報です。

この上に鉄道と主要道路だけを重ねた地図をカーナビで 表示可能にしてもらえればと思うのです。
高度による色分けをすると、広域地図が難しくなるので、単純な灰色の
陰影図でもよいと思います。
光の向きのせいで、例えば北西から南東に向かう崖が読み取りづらい
などの問題が出るでしょうから何らかの工夫は必要かもしれません。
### 2010/3/4 google earthで
vaio type Xでgoogle earthを試してみたのですが、なぜか
10分とか20分くらいに1箇所場所がとれるだけで
全く意味のある動作はしませんでした。リアルタイムの
設定でポーリング間隔は4秒にしてあります。
「自動的にパスをたどる」を選択するとただ単に現在位置(と
いっても10分くらい昔の)にズームアップする
訳の分からん動作しかしない。
パスをたどることと地図のスケールを変えることは
全く別のことだろうに。スケールは空間を把握する
上で極めて重要な要素だから、プログラムがが勝手に変えるべき
ではないのだ。
いったん終了して開始すると開始位置はとれるので
GPSの設定が悪い訳でもなさそう。。。
一体なにが悪いのか?WANを切るとGPSが安定するという
話もあるが。。。。
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