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◇差をつけられます;公的機関はラ抜きを使うべき

本日のNHKのニュースでのナレーション。

  • 「成功すれば大きく差をつけられます」(可能)
これは、逆の場合
  • 「失敗すれば大きく差をつけられます」(受身)
となります。

「差をつけられる」は相反するどちらの意味にとることが可能で 常識によってどちらであるかを判断する必要があります。
もちろん言葉というのはどうしても曖昧さを持つわけですが、 情報を伝えることが重要である場面では、この曖昧さは 望ましくありません。

正確に情報を伝える必要のあるNHKではラ抜き言葉を標準として使うべきです。

  • 「成功すれば大きく差をつけれます」(可能)
  • 「失敗すれば大きく差をつけられます」(受身)
ラ抜きを標準とすれば明確に情報が伝わります。

以前の記事◇ら抜き言葉のすすめ;日本語の望ましい進化で ラ抜きは望ましい進化であるとして、進化を妨害 すべきではないと述べました。

今回述べるのは、一般の人に関しては自然な進化に任せてよいが

  • 公的機関ではラ抜き言葉を使うべきだ
というもっと積極的な意見です。

NHKなどの放送機関以外でも道路や公共施設の表示にはラ抜き言葉を使う べきです。
例えば

  • ここから外に出られます
というより
  • ここから外に出れます
の方が端的であり、短い時間で判断できます。災害時などは できるだけ情報は端的に伝わる必要があります。

もちろん普通の人が「見られます」「つけられます」「出られます」 とラを抜かない表現をすることには何の問題もありません。
このような人にラ抜きを強制することは間違っています。

しかし報道機関や公的文書など情報が端的に伝わる必要がある場合は 違います。
可能-受身の区別が明確となるラ抜きを使うべきなのです。
もし、どうしても抵抗があるなら「差をつける事ができます」 という表現とし「差をつけられます」は避けるべきです。

### ついでに
TVでのインタビューなどで、「食べれますよ」と 明確な可能を述べているのに、「食べられますよ」という スーパーを付けることが良くあります。
これは極めて無礼であると同時に、本来言語が持つ 進化する力を殺してしまう悪習であり、即刻やめる べきです。

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