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◆アルファチャネル合成

アルファチャネルを持つ画像の合成は簡単なはずなのに 妙に回りくどくなりがちです。
3DCGソフトShadeで作成したアルファチャネルつきのtif およびtifシーケンスを PhotoShop,Illustrator,AfterEfectsで合成した例を示します。

PhotoShopの場合

PhotoShopの場合アルファチャネルを元に選択範囲を行い、レイヤーマスクにします。
次の手順を踏みます。

0. アルファチャネルのある絵を用意します。背景として読み込んでしまった 場合、レイヤウィンドウで右クリックし「背景からレイヤへ」でレイヤ化します。
ここでは[ウィンドウ]-[チャネル]でチャネル情報を表示していますが、単に 確認のための表示で、ここを選択して操作といったことは行いません。


これを下に置くレイヤーに合成します。下のレイヤーはここでは単純な グラディエーションとします。


1. アルファチャネルを元に範囲を選択します。

1.1 [選択範囲]->[選択範囲を読み込む]



1.2 ダイアロクが出ますのでアルファチャネルを選択します



1.3 次のように範囲が選択されます




2. 選択範囲をレイヤーマスクにします。

2.1 [レイヤー]->[レイヤーマスク]->[選択範囲外をマスク]



2.2 マスクされました。



2.2 背景にグラディエーションをおいてみるとこうなります。

Illustratorの場合

残念ながらIllustratorではtiffのアルファチャネルは 取り扱えないようです。 (2011/6/2 Illustrator CS5で確認したところ tiffのアルファチャネルによる透明化も可能でした。 旧版では透明化できなかったと思いますが、何らかの 手違いによるものだったかもしれません。)
gifのアルファチャネルは有効で、特になにもしなくても 合成されます。

tiffを合成する場合極めて面倒、PhotoShopでレイヤーマスクに変更し、psd (またはgif)に落としたものをIllustatorで読み込む([ファイル]-[配置] で読み込みます)ことで、マスクとして 有効になります。

PhotoShopでアルファチャネルをレイヤーマスク化


Illustratorに取り込みレイヤーに配置すればそのまま合成されます

AfterEfectsの場合

AfterEfectsの場合、通常はそのままでアルファチャネルを使った 合成が行われるようですが、特にアルファチャネルを指定する必要 がある場合、以下に述べる手順を踏みます。

Shadeのパーティクルエフェクトで作成したロケット噴射のガス流は、 透明度がアルファチャネルに反映されません。

合成用素材

合成用素材のアルファチャネル

これをそのまま背景に重ねるとロケット噴射のガス流部を透明にすることが できません。

合成用素材の単純合成

そこでロケット噴射のガス流を省いたマスク用素材を作成し、マスクとして利用 することにします。

マスク用素材

マスク用素材のアルファチャネル

マスク素材のアルファチャネルで背景をマスクします。 なお、ここではファイル名は合成素材と同じになっていますが、別フォルダ に置いた別ファイルです。

マスク素材のアルファチャネルを使ったマスク

この上に合成用素材を「加算」で加えます。

合成用素材を「加算」で合成

できあがった動画を ■2001年宇宙の旅;オリオン号発進(ポスターの動画化においてあります。
最終結果では、ガスは早めに透明化し地球にはかぶらないものとなっていますが、 そのままでは黒いマスクのみが地球にかかってしまうため、この記事の処置を 行ってあります。

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