◆オリオン号建造(1);2001年宇宙の旅CG再現
オリオン号建造(1):ラフ・スケッチ
映画「2001年宇宙の旅」のオリオン号をCGで作っていきます。
先ずは印象深い独特の形をしたボディーの形状を検討します。

上図はオリオン号のラフ・スケッチです。
サイズははっきりとはしていませんが、ステーション5との比較、
かなり狭い客室との比較から割り出したものです
もう少し大きいかも知れません。
翼幅60mという記述も見かけましたが、そこまでは
大きくはないはずです。
記憶にあるイメージでは甲高の靴のような形でもう少し高さが
ありますが、資料やポスターの絵を見るとかなりスマート
なので、このようにしました。
資料ではもう少し高さがなくスマートです。
もう少し、前方を高めにして操縦席を少し前に移動させる べきなのかも知れません。
上部の平らな所と、側面の繋がりはもう少し滑らかに すべきですが、PAN AMERICANまではほぼ垂直である はずです。
予定
使用する3DCGソフトはShade10です。
胴体は輪切り図を並べ、自由曲面を作成することにします。
PAN AMERICANおよびマーク内のPAN AMの文字を除いては左右対称で
あるため、片側(左翼側)のモデルを作り反対側(右翼側)は
その対称リンクとします。
現在ポスター動画で使っている版(2版)
■2001年宇宙の旅;オリオン号発進(ポスターの動画化)で
現在使用している版はほぼ冒頭のラフ・スケッチと同じイメージで
作成したものですが、左右に分けず作成したため、微調整の度に
左右に狂いがでます。

この版でかなりのレベルまでいけるとは思うのですが、さらに 細かな造作を追加するにあたって、根本から作り直すことに しました。
最初の版(1版)
最初の版は上下に潰した回転体を、機体上部用と下部用に作成
し貼り合わせることにより作成しました。
詳細は
◆ステーション5建造(10);2001年宇宙の旅にあります。
これはかなりの遠景用で「ポスターの動画化」には適さなかったため、
第2版として自由曲面の版を作成しました。(前項の版です)

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