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◇「フォルダよし」指さし確認の勧め

殆どのプログラムはフォルダの取り扱いがとんでもないものである ため、多くの人が、ファイルを本来おくべきフォルダ外に 作ってしまうという事故に遭遇します。

事故の原因は「名前を付けて保存」のデフォルトフォルダが

  • 元ネタのファイルから二次ファイルを作る場合、例えばA.psdからA.jpgを作る場合、 普通は元ネタのA.psdのある フォルダに作られるのが当然なのにそうなっていない。
  • 一度フォルダを指定してsaveしても、別ファイルを別のフォルダに指定すると、 そのフォルダにデフォルトが変わってしまう。
  • プロジェクト管理されているはずなのに、プロジェクトのフォルダ がファイルのデフォルトにはなっていない。
  • プロジェクト管理されているはず なのに、フォルダ管理はプロジェクトに閉じておらずで、別プロジェクトで 一度saveすると、そのフォルダに変更されてりまう。
などのオバカ極まりない仕様にあります。

本来この愚かな仕様を無くすべきなのですが、さしあたって、 この悪質な事故誘発仕様から、作業を守るための工夫が必要です。

そこで推奨するのが、

出力ダイアログのフォルダ名部を指さしながら 「フォルダよし」と声を出す
"指さし確認"です。

「指で指す」という動作を行うことが重要です。 (声を出すことも重要ですが、オフィスでは難しいかも)

僕は常々、アホとしかいいようのないフォルダ仕様により、繰り返し、繰り返し、 繰り返し、繰り返し、事故に遭っていました。直後に気が付けば よいのですが、しばらく後だと、一体ファイルがどこにかかれたのか 探すのが大変でした。

が、このひと月程、この「フォルダよし」指さし確認を続けたところ 事故はなくなりました。注意しているだけでは絶対無理です。指さし 確認という動作が重要なのです。

殆ど全ての人が、この、思慮に欠けるフォルダ取り扱い仕様の 被害にあっているはずです。
そこで失われる工数も全世界で合わせると膨大なものになるでしょう。

この危険なフォルダ取り扱い仕様がまっとうなものになるには時間が かかるでしょう。それまでは 個々の防衛策としてできるのが、「フォルダよし」指さし 確認なのです。

ぜひ習慣化しましょう。

(その後、妙にバカバカしくなって、指差し確認をしなくなったら やっぱり事故が起こりました;バカバカしく思えてきても 絶対に確認を怠ってはなりません)

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もちろん元ネタと異なるフォルダに保存したい場合もあります。ただ その場合はあえて別の場所にする訳ですから意識するのです。だから 間違えることはまずありません。言うまでもありませんが「フォルダよし」指さし 確認を習慣化すればこのような場合の確実性も高まります。

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この記事は以前の記事 ◇元のフォルダをデフォルトに;事故ゼロを目指して 後、現実的にどうこのたちの悪い罠にはまらないようにするか 困った果ての対応です。

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