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R-09の分割されたWAVの結合

メモです

ローランド(EDIROL)の録音機R-09のファイル分割されたデータの結合。
まず結論:情報の欠落なく結合可能、音の途切れはおきない

ローランドの録音機は8GのSDカードが使用できるが、 録音ファイルの最大長は2Gになっている。
2Gを超える場合、分割記録される。

分割されたファイルが情報の欠落なく接続できるかについて 明確な記述は見つからない。

ファイルの最大長は64Mから2Gまで指定可能なので、最大長64M、録音 24bit-96kHzの設定で短時間で分割されるようにし、その 結合ができるかどうかを確かめた。
(約1分57秒で1ファイルとなる)

分割されたファイルをオーディオ編集ソフトAdobeAuditionで読み込み、連結を行ってみた。



結合部を波形が見えるまで拡大すると、一見波は大まかにはつながっているように見える。
しかし、結合部のヒゲが気になる。



拡大すると、はっきりとヒゲが出ている。 左右の微妙に位相のずれた波形を見比べると欠落はなさそうだ。



さらに拡大する。サンプリング・データそのものは問題なく、 実際に結合すれば滑らかにつながりそうに見える。



実際につないでファイルにしたものを読み込み比べてみた。上の段が元データ、 下の段が実際に結合したデータ。



ファイル分割されたデータは欠落なく繋がるものと思われる。
他の部分も同様に波が繋がるので、たまたま、ここだけ繋がった ように見えるのではない。



また、64Mだとうまく行って2Gだとうまくいかないという ことはありそうもない。

なお、ファイルの単純結合ではうまくいかないので、 オーディ編集ソフトを用いること。

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