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◇"てにをは"の"て"の謎

「てにをは」の「て」は何でしょう?

「に」「を」「は」は分かります。名詞(体言)につき 文中での論理的位置づけを示します。

これに対し「て」はいったい何をさしているので しょう?「~ている」などの"て"?

私  そ こ  疑 問  感 じ  いる。

「て」は接続だけのもの、 別の言い方をすれば単なる区切りで、それ自体は意味合いを あまり持ちません。(上の例でも意味があるのは 「いる」であり「て」ではありません)

「て」はおよそ「に」「を」「は」と並べられるようなものとは 思えないのです。

本当は格助詞「で」なんだけど昔は濁音表記がなかったから 「てにをは」になってしまったのではないか。
ってことはないんでしょうかね。

「漢文の読みのために周囲に打った点にテニヲハと宛てた ことに由来する」という記述は見かけますが、具体例を 見ません。そしてこの説明にはテニヲハのそれぞれの説明がありません。
助詞とは無関係に「テニヲハ点」というもの があり、それがたまたま体言の格を表す助詞(※)を並べたものに近かった ので格助詞を表す言葉として「てにをは」が使われる ようになったものなのでしょうか?
この場合「て」が入ってしまったのは単なる混乱 によるものであるといえます。

「日本語は"てにをは"が大事だ」と言う人は多いのですが 本当に「て」「に」「を」「は」を意識しているのでしょうか?
それとも単に「てにをは」という「単語」があって、そ の意味は格助詞だといった感じでつかっているのでしょうか?(もちろん「て」 は格助詞ではありませんが)
「日本語は"にをは"が大事だ」あるいは「日本語は"がにをは"が 大事だ」なら納得できるのですけどね。

「助詞全てが大事だ」という意味で「て」が入る。。。う~ん。。。 それでも「て」は他のものと一緒にするのには違いが大きすぎる。

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(本記事の主たる題ではありませんが)
実は「て」に関しては、助詞と呼ぶことにも若干の抵抗 を感じます。接続補詞とかと呼びたい。

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(本記事の主たる題ではありませんが)
「は」を係助詞だという見解には組しません。
「は」は「が」とともに主格を表す格助詞と分類すべきです。
「が」は命題構文の主格であり、命題構文は、「は」を主格と する陳述構文の述部となりえます。
[◇概念構文(命題構文)と陳述構文]参照

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