◇通りすがりのイマソガリ
ふと思ったのですが(ふと思っただけなのですが) 「通りすがる」の「すがる」ですが、「すがりつく」の すがるとは違いますよね。
「通りすがっている」は不自然 であることを考えると「通りすがる」は状態動詞と見なすべきでしょう。
「通りすがる」の「すがる」は近くに存在する状態を示しているように
思います。
道すがら、夜もすがらの「すがら」もそうだと思います。
近くに存在している「状態」?
そう、この「すがる」は「ありおりはべりいまそがり」の 「いまそがる」の「そがる」ではないでしょうか?
「いまそがる」に関してはあまり説明
されることはありませんが、単に存在するということではなく、
寄り添うというほどでもなく、「近くにいる」ということを表しているのだと
思います。
(一般には「いるの尊敬語」とされています。しかし、
その見解には疑問を持っています)
消えてしまった「いまそがる」ですが、その本質部分が 「通りすがり」に残されているのです。
。。多分。
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◇あり、おり、知らない;日本語の状態動詞参照
### すがる(そがる)の造語力
近くに立って"いる"とを「立ちすがる(立ちそがる)」、虫がまとわり
つくことを「舞いすがる(舞いそがる)」などと言うことが出来そう
な気がします。
地球を「回りすがる(回りそがる)」人工衛星とか。。。
。。。ただ、無理に「そがる」を復活させても、応用範囲は狭そうですね。
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「すがりつく」の「すがる」は接触し、離れなたくない様子
をあらわしますが、ひょっとしたらこれも「いまそがり」と関連
するかも知れないと思えてきました。
ただ、この「すがる」は状態動詞では無い点、違いが大きすぎるかも。
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