◇難しいです、難しいですね;形容詞+です
このブログは「ですます体」で書いています。
当初「ですます体」の使用はちょっとためらいがありました。
理由は
- 形容詞に"です"が付けられない
- それは難しいです ×
- 空が青いです ×
他の人が使う分にはいいのですが、 自分で使うのは「ら抜き言葉」や「い抜き言葉」より抵抗があって、 文章を書く上での障害となっています。
「ら抜き言葉撲滅キャンペーン」のような愚かな運動がなく、 特に攻撃されることはないのですが、気にする人は結構いるようです。
「だ」の丁寧形としての「です」と考えると不自然だとは言え、
形容動詞では例えば「綺麗です」が許される(もちろん「綺麗だ」が許される
ので当然です)上、
動詞に於ける「行くだ」->「行きます」のような形が用意
されていない以上、「です」の使用はやむをえないし全く問題ないと思っています。
多分その内誰もこれに抵抗を感じなくなるでしょう。
この使い方が出来ないのは不便過ぎます。
不思議に思っているのが、「ですね」だと抵抗感がないことです。
- それは難しいですね △
- 空が青いですね △
「難しいです」に抵抗を感じ、「難しいですね」に抵抗を感じない のは僕だけでしょうか?
「形容詞+です」への抵抗が減ってきてる証拠かも知れません。
少し形態を変えただけで抵抗が無いわけです。
そういえば、比較的新しい言い方「形容詞+じゃん」だと「形容詞+です」 に感じるような抵抗は感じません。「じゃ」は「だ」の変形なので 抵抗を感じてもおかしくないはずです。
- そりゃ難しいじゃん △
- 空、青いじゃん △
### 2010/6/10: いいです
気がついたのですが、「いいです」にはあまり抵抗を感じません。
頻度の問題かもしれません。「青いです」より「いいです」使う機会が
多いし、何より人とのやりとりにおいて「です」抜きの「いい」は
使いづらい。
ただ、昔は「いいですか?」と聞かれて「いいです」とは答えられず「構いません」
とか「結構です」と答えていたようにも思います。
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