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◆月を盾に;魔の天体から地球を守れ

(寝ているときに見る)夢というのは不思議なもので、一本筋が通っていても 展開が変な形となります。

結構長い夢だったように思います。

映画を作ろうとしている夢です。

映画の大筋は次のようなものです。(大昔の東宝映画「妖星ゴラス」 の焼き直しともいえます)

映画の大筋

ある天体が軌道をそれ、地球に向かってきます。
衝突までの時間は約2年半。
爆破、爆発による天体の軌道変更等色々検討したの ですが、いずれも、時間、天体との距離、天体の重量からみて 効果はないという結論に達します。

衝突時、月がその天体の軌道の直ぐ近くにいることに気が付いた 学者がいます。

「月の位置が少しずれていれば月が盾となって地球を守るのに」

こうして月にロケットを付け少し動かして盾にする計画「ムーンシールド」 計画が動き出します。

なんだかんだあって、最後は、お約束通り、 主人公を含む何人かが月の基地に残り 最後までロケットの調整を行い、天体と衝突します。

衝突で飛び散った破片が地球の周りに輪を作ります。

エピローグは夜の外洋です。波に強い光が反射しています。 上方にパンすると海上を照らしている作業船があり、さらにパンすると 沢山の流星が流れる空と、 下から見上げた 地球の輪、そして片面が赤く光っている月。
ニュースの声「この地球の輪は月の引力の影響で5年程度で 消えてしまいますが、細かな破片が消え、人類が再び宇宙を 利用可能となるには最低でも100年はかかるみこみです」
船は海底ケーブルの敷設を行っています。主人公(あれ? 月で死んだんじゃ)はその責任者となっています。
地球の色々な場所から見上げる地球の輪のシーンで 映画は終わります。

ちなみに、この海底ケーブル敷設船にはなぜかNECのマークが。

映画はどう撮ったか

夢自体は結構でたらめでした。
日本のシーンの撮影は、知る人ぞ知る「長沢浄水場」で行いました。
しかし、廊下のシーンで全く長沢浄水場の特徴はなく 「変だな変だな」と思いながらの撮影です。ちなみにカメラ は巨大な真っ黒い箱で、「あれー?映画のカメラってこん なんだったけ」と思いながらの撮影。変だと思っても そんなもんだとするのが夢なんでしょうねえ。。。
突然、月面のミニチュアでの爆発シーン(これがまたせこい) の撮影。
編集をしていて、色々なシーンがあるのですが、各シーンとも 撮ったっけ?うん、撮った撮った、という感じ。
本当は破片が地上に落ちてくるデザスターシーンが見せ場 なのですが、、、無い!

頭の中をしつこく回っていた細かな事柄

映画の骨子の他、 つまらないことが頭の中をしつこく回っていました。

  • GPSが使えなくなったので、代わりの超長波ポジショニン グシステムの構築
  • 天体は火星の衛星フォボス。まず準惑星、冥王星の軌道が ずれ、まるで太陽に落ちるように、内側に入ってくる。冥王星 は火星に衝突。その衝撃でフォボスがはじき飛ばされ、地球 に向かう
基本的には「アイデア部」だけがしっかりとあって、その 回りを適当な"映画作成"場面がクルクルと回っていたという 感じですね。

ところで

この「月を盾に」物語、映画に出来ると思います。

小さな青春映画を乱造するのも良いですが、たまには、 大型SF映画もつくりましょう。

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図上は説明のため"加速"と書いてますが、実際は減速し、軌道を低くし て回転を"加速"します。
荒唐無稽なSF程、まやかしの正確さが必要なので、一応。

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