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◆ボタンが少ない方が易しい訳じゃない

操作のためのボタンは少ない程使いやすいという間違った思想が あります。

ボタンを少なくすると、直接的な操作ができず大変難しくなります。

例えば、テレビのチューナでチャネルボタンが無く、up/down で選局しないといけない場合、今見えているチャネルが何番 なのか常に把握していないといけません。5チャンネルを 見ていて、4チャンネルに変えるにはdownでいいのですが、 今"5"であることを把握していないと、例えばupで6チャンネル に変えてしまい、失敗に気がつき、5、4とさらに変えると いう操作になります。これは馬鹿げています。直接4が 押せればいいのです。

チューナ本体など、面積に余裕がない場合は仕方ありませんが リモコンはよほど小さなものでない限り面積は十分です。

ダイレクト選局の数字ボタンは色んな機能を持ち込む訳では なく、複雑さをもたらすものではありません。

プレーヤでチャプタ指定をすることは限られていますが、 TVチューナでチャネルを指定するのは基本中の基本です。

TVチューナのリモコンで、さしたる理由もなく、チャネル番号ボタンを フタの中に隠すといった仕様は間違っています。

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右の写真は、これまで使った中で最も使いづらいリモコンです。
これほどひどいものには出会ったことがありません。

これはデジタルTVのハードディスク、ブルーレイレコーダのリモコンです。
使い勝手は最悪で、現実的には使用不能だったため、仕方なく 学習リモコンを別途購入し、そちらに機能を移して使用しています。

使いづらい理由のひとつは、チューナでありながら、チャンネル番号ボタンを フタの中に隠してしまっていることにあります。

さらにとんでもない事ですが、機能によってはフタの中のボタンと フタの外のボタンを交互に押すものがあり、開けて閉め開けて閉め 開けて閉め開けて閉め開けて閉めと繰り返す必要があります。

操作の難しさはそれだけではありません。
チャネルの選択はup/down専用キー、録画のリストから選択するのは 中央の輪または十字キーの上/下、入力の切り替えはボタンを押す とリストが表示され押すたびにリスト内の選択が一つ先に進むとい った具合に、同じ選択するという動作が ものによって全く異なるのです。
これはとても難しい仕様で、録画リストの選択を十字キーで行った 直後では、入力の切り替えもつい十字キーを使ってしまいます。 当然です。

録画リストからの選択では十字キーの上下と、[決定]キーと [戻る]キーを使います。十字キーの左右は使いません。これも 操作が難しくなる上、直感にも反します。

数字ボタンをフタの中に隠してしまったのでボタンがあまって 困ったのか[消去]という瞬殺キーが表に作られました。
うっかり触るとせっかくの予約などが、なんの確認もなく 消えてしまいます。

無意味にボタンの数を減らそうとしたため、プレイの上に チャネルボタン、チャネルボタンの隣は早送りなどのボタン という機能を無視した出鱈目な配置となってしまっています。

結局このリモコンは「キーを少なくして大きくする」という無意味な事 のみ目指していて、使いやすさは全く無視したものとなっています。
その象徴が数字ボタンをフタの中に隠したことに現れています。
使いづらさはキーの多さのせいではなく、混乱したキーの並びに あることを認識すべきです。

なお、この特定のリモコン批判は本題ではありません。
例として挙げただけです。主題はあくまで「ボタンを減らすことは 使いやすさにつながらない」ということです。

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マウスのボタンも1個は余りにも使いづらいと思います。
ボタンを1個にした代わりにショートカットを持ち込むのでは、簡単化した とはとても言えない。

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