◆ミツバチかハナアブか(見分け方)
[◆梅に蜜蜂]で「梅の花にミツバチが舞っていた」と 書きましたが、 実は撮影時にはハナアブだと思っていました。
ミツバチの活動はもう少し暖かくなってからだと思っていたからです。
ただ、後で写真を見ると、
花粉団子を付けた後ろ脚を垂らすように伸ばし、 花の周りでホバリングしている姿はどう見てもミツバチだし、翅は前後 2枚重ね、左右で4枚のように見えるし、胴の丸っこさもミツバチ
触角は長いし、目もアブの目じゃないし、
翅の模様もハチっぽい。
。。てことで、ミツバチです、こやつは。
(一目でわかって当然だったのですが、"寒い時に飛んでるのはハナアブ"
という先入観と、こいつミツバチにしては少しずんぐりしてるし。。)
(ハナアブを差別してはいけませんが、「ミツバチならもう少し
沢山シャッターを押しとけばよかった」と思ってしまいました)
人が感じるより季節は進んでいるってことですね。
春はもうそこに。
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この記事は、[◆梅に蜜蜂]の"###蛇足部"に書きかけたのですが、本文より量が多くなるので
別記事にしました。
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いつもは"妄想生物学"ですが、、、まあ、これは妄想でもないでしょ。
### 2009/6/19
この記事を書いてから1年以上たちます。
実は当初、比較のためのハナアブの写真を直ぐに追加するつもりでした。
でも、カメラを持って出かけると意外にハナアブに出会いません。
ずっとほったらかしになっていたのですが、ハナアブ
の写真はあきらめ説明図をオーバーラップするようにしました。
(若干うっとうしいかも知れません)
### 2010/4/12 補足(現実的見分け方)
現実的な見分け方は飛び方です。
ミツバチは花の周りをホバリングするように飛びますが
ハナアブは空中で停止するような飛び方はできません。ハエの
飛び方を想像してもらえれば分かります。(アブはハエです)
飛んでいる時の足の形も見分けポイントです。ミツバチは後ろ 足を下に垂らすようにして飛んでいますが、ハナアブはガニマタ で飛びます。
ふと気になってネットで調べたところ「翅が4枚」で見分けると いう記述が多かったのですが、翅の数を見分けるのは現実的 には不可能です。
もちろん翅脈を見るというのも後から写真でしかできない
ことです。
翅は忘れて、先頭の写真をぱっと見た姿形(すがたかたち)
と状況(ホバリングしている)を捉えてください。
。。。って、勘違いしていたくせに。
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