◆ステーション5建造(9);2001年宇宙の旅CG再現
space-station-5建造(9):スポーク受け部作成
映画「2001年宇宙の旅」の"宇宙ステーション5"をCGで作っていきます。
ここでは、スポーク受け部の細かな造作を作ります。
(1)リング |
(2)糸巻き |
(3)スポーク |
(4)ドック |
(5)骨材 |
(6)バランス |
(7)動画 |
(8)底面 |
(9)連結部 |
(10)orion |
終了 |

軸とスポークの接続部の細かな作りこみを行います。
パーツ構成としては1本のスポークに付属するものとします。
他の3本はそのリンクですので、作りこみはそれらにも反映されます。
スポークとスポークの間にある帯状に分布するこまかな構造も
スポークに付属する形で作成します。

先ずは、ケーブルのアンカーを作成します。
ケーブル先端部に閉じた図形の回転体を作りそのリンクを作成します。

スポークの押さえ部を作成します。円盤(円の掃引体)をおき
その上に閉じた図形の掃引体で一つの梁を作り、それをリンク
回転コピーで円形に配置します。
図では操作ミスで円盤がゆがんでしまいました。後で修正
します。
スポークとスポークの間の細かな構造は、小さな台形を適当に
埋め込んで作成します。
台形はその場で作ると混乱しますので、別shdとして作成します。
左が作成した台形のセットです。台形の根元に長い箱を付け
てあります。
これを適当にコピーして軸に
埋め込み右図となります。
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埋め込みはスポークとスポークの間の半分のみを作ってあります。
そのリンクをスポークの反対側においています。
オブジェクトはスポークに属す形としたため、8本のスポーク
全てに構造が付加されます。上右の図の細かな構造の
右半分が作成物で左半分はそのリンクで隣のスポーク
オブジェクトに属しています。
リングの外側と内側に別々のマッピングを施すため、2つに分断します。
分断は、リングの複製を同位置にとり、一つは内側、もう一つは外側の
データを削除する方法をとりました。
次のテキスチャをリングの内と外に、バンプを内側に適用しました。
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リング上にスポーク接続部を作成しました。
四角の掃引体を作成し、自由曲面に変換、各頂点を少し移動し、
長い台形にします。閉じた図形の回転体を作成。軸部にある
ケーブルアンカーをコピーします。上下にある薄い板は閉じた
図形の掃引体です。
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