◆無反射ダッシュボードの勧め
車のダッシュボードは一般に黒です。
これはダッシュボードがフロントガラスに映りこむのを
避けるためです。
しかし、黒とは言ってもかなりの反射があり、光の具合に
よってはかなりの映りこみがあります。
とくに車に太陽が当たり、見える景色が影になっている
場合、影響は顕著です。
山道を走っていると、まれに前方が見にくくなることもあります。
トンネル手前ではトンネル内がダッシュボードの反射
のせいで見づらくなることもあります。
次の写真は、何もしていないダッシュボードと、 起毛紙を敷いて反射を押さえたダッシュボードです。 どちらも同じようにダッシュボードに太陽が あたっているのですが、 反射を抑えたダッシュボードでは前方の木々が くっきりと見えているのが分かります。
通常のダッシュボード
反射を抑えたダッシュボード
実際には写真で見るよりもっと大きな差を感じます。
(2009/5/15) ■木漏れ日とダッシュボード;車載カメラ動画に動画を載せました。
もちろん、ダッシュボードの反射は直接的に危険を感じる程のものでは
ありません。
しかし、前方がくっきり見えることは集中力の維持に役立つ
と思います。
なにより、その透明感が、とてもすがすがしく気持ちがよい。
起毛紙は強粘着の両面テープで貼り付けています。
風でめくれ上がったりしないためです。
(起毛紙はお勧めですが、くれぐれも風でめくれるような
設置をしないよう)
メーカーなら無反射ダッシュボードを作ることは可能 なはずです。
光を反射しないまさに真っ黒のダッシュボードは
デザイン的にも面白いと思います。
コンセプトカーはよく実用性皆無の白いダッシュボード
を載せていますが、、、、
頑張れデザイナー!
同じモノばかりじゃつまらない!
ついでに言うと、フロントガラスの内側に無反射コーティングを することもメーカーなら可能なはず。
メーカーがやらない場合、 ダッシュボードに貼り付ける無反射素材をアフター マーケットで用意することもできるのではないでしょうか?
###
起毛紙はカメラ用品店で入手できます。
1m×10mで7000円などと、ちょっと高いのですが、使用するのは
1m×30~50cmくらいなので、大勢で購入すれば350円以下で済みます。
###
起毛紙は劣化すると固くボロボロになります。
現在は「ハイミロン」というビロード風の布を使っています。
| 固定リンク