◆ステーション5建造(3);2001年宇宙の旅CG再現
space-station-5建造(3):スポーク部の作成
映画「2001年宇宙の旅」の"宇宙ステーション5"をCGで作っていきます。
ここでは、ステーションの周りの輪の部分と芯の部分をつなぐスポークを 作ります。
(1)リング |
(2)糸巻き |
(3)スポーク |
(4)ドック |
(5)骨材 |
(6)バランス |
(7)動画 |
(8)底面 |
(9)連結部 |
(10)orion |
終了 |
ユニットを並べることにより繰り返し構造の棒を作る
スポークは同じ構造の繰り返しとなっているので、この構造1個を
基本ユニットとして作成し、そのリンクをならべて、スポークを
作成します。さらに、そのスポークのリンクを並べて合計8本の
スポークを生成します。
ユニットの長さは20ヤードとします。
中央にふくらみを持つ閉じた線形の回転体として作成します。
パートとして、"スポーク部"--"スポーク"--"基本ユニット"を
作成し、その中に回転体を起きます。
スポークは全てこの基本ユニットのリンクですので、基本ユニット
を修正すれば全体がまとめて修正されます。

基本ユニットのリンクで一本のスポークを作成します。
さらに、
スポークのリンクで4本のスポークからなるスポーク部を作成します。
スポーク部のリンクで、第2リングのスポーク部を作成します。
レンダリングすると右の絵になります。
スポークユニットの細かな作りこみ

次にスポークの基本ユニットの作りこみを行います。
スポークは基本の円柱の横に、板が走り、その先に小さな
ケーブルが1本、さらに小さな柱を介してケーブルが2本
平行に走っています。
先ずは、この横の板の支柱を、回転体で作ります。
後は、その支柱の上に適当に四角や円の掃引体を置いていきます。
そのリンクをとり、回転移動で反対側にも同じ構造を作ります。
レンダリングすると右のようになります。
照明が若干変わりましたが、これはこのスポーク作成とは無関係
です。補助光によるリングの陰がもう一方のリングに出るのを
嫌って調整中のものです。
これに星、地球を合成すると、冒頭の絵になります。
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