◆一夜一夜に人見頃;ついでに√10も
一夜一夜に人見頃(ひとよひとよにひとみごろ)
なんという優雅な響きでしょう。
春を過ぎ、初夏から夏にかけて、夜ごとに
華やいでゆく
街の風情が目に浮かびます。
描かれているのは、単なる風景ではありません。街の賑わい、人々の
暮らしなのです。
花を見るのでも月を見るのでもありません。
人なのです。人を見ているだけで嬉しくなるような、そんな
季節になろうとしているのです。
人々は解放的であり、くつろいでいて、穏やかで、平和で、
この先に対する希望を持っている。しかも、変わってゆく。
「色は匂えど。。。」の詩も優美で美しい響きを持ちますが、なにか 否定的で達観した孤高の世界です。
それに比べこのフレーズは、世俗を肯定するものとなっています。
わずか12音節で、人間の生活の場としての街を 、そのゆったりとした時間の中の変化を、 一瞬一瞬の大切さを、 希望を、人と人とのつながりを、人間への興味を 生き生きと描いています。
√2の奇跡
これが単にルート2
√2 : 1.41421356
の読みなし(読み做し)に過ぎないというのはちょっとした奇跡と言えます。
√3の、世俗を通り過ぎた浅ましさはどうしたことでしょう。
「人並みにおごれや」(1.7320508...)
√2と円周率(π:3.14159。。。)は非常に重要な値で、しばしば現れます。
例えば、直径から円周が必要になることは多いですし、正方形の辺から対角の長さ
が必要になることも良くあります。
√3や√5(富士山麓オーム鳴く;2.2360679..)は実際に使うことなど
あるのでしょうか?
√3や√5を覚えさせるのは全くの無駄のように思います。
それにしても、重要な √2 が3や5のような品の無い言葉にならなくてよかった。。
南風(みなみかぜ)
一夜一夜に
人見頃
###3,5は無しで√10を
√3や√5に比べ重要なのが √10
√10 : 3.16227766
です。
グラフは10の対数軸で表すことが良くあります。
1、10、100、1000。。。という形です。
この時、軸と軸の真ん中がルート10になります。
データを取るときに1-3.16-10-31.6-100というサンプリングを
行って、対数軸で平均に並ぶようにすることもありますし、
グラフの読み取り時に10と100のちょうど真ん中は31.6で
あるとして値の解釈をおこなったりします。
残念ながら√10(3.16227766)の良い読み為しを知りません。
誰かよい読み方を考えて、3,5の代わりに√10を覚える慣わしを 作りましょう。
###(2008/2/7),(2010/6/15)
ルート10の読み為しに関する記事を
◆人ならば密典拾う御殿踏む(ムフ):10の4乗根
に載せました。
###
もちろん
√10
は
√2×
√5なのですが、まさか、
1.4142×2.236を毎回計算するわけにも行かないでしょう。
###(2009/4/12)
そんなこんなはともかく、、、、やっぱり「ひ~とよ、ひとよに、ひとみごろ」と言えば。
受験生ブルース |
だなあ。。。
###(2010/7/10)
√表記を次のようにしました。屋根無しのルートのフォントの後ろに
上線付きで数式を書きます。
<span class=root>√</span><span class=inRoot>2</span>cssのrootとinRootは次のように定義してあります。
span.root { font-family: 'Arial', 'Tahoma', sans-serif; } span.inRoot { text-decoration:overline; font-family: 'Arial', 'Tahoma', sans-serif; }###(2015/2/4)
音出しを<audio>タグにしました。
<style type="text/css"> audio.mini { width: 200px; height:25px;display: block; margin:0px; } </style> <table><tr> <td><audio class=mini src="../../../sound/jyukensei_atama.mp3" controls> <soan class=red>音声を再生するには、audioタグをサポートしたブラウザが必要です。</span> </audio></td> <td>受験生ブルース</td> </tr></table>styleに書かずcssにしているのは、なぜかココログに載せると styleでのwidth,height指定が無効になってしまうからです。
<table>に入れているのは中心位置を揃えるためです。
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