◆無軸ファン
ファンは通常軸があり、軸が回転し、軸に付けられた羽が回転する形をしています。
無軸ファンはこれまでの構造と異なり、軸を持たず、羽は軸ではなく
内方向に向けて外周に付けられます。

中心に軸を置く形では、空気の流れは軸に邪魔をされます。 空気は軸の前で一旦分断され、軸の後ろで合流します。
これに対し、無軸ファンでは中心の空気は 周りの空気に導かれ、軸に邪魔されることなく流れます。
軸による分断、後ろでのぶつかりで発生するエネルギーの無駄、 騒音などを細かく検証した訳ではありませんが、小さなもの ではないと考えます。
周囲に動力を置くことは、リニアモータのような形で簡単に
できるはずです。
力学的には、有軸ファンでは遠心力が引っ張り力として働くのに対し、
無軸ファンでは圧縮力になり、これは若干不安定化の要因とはなります。
ただ、これも現在の技術では特に困難なものではないと考えます。
絵では中心は完全に空いていますが、つなぐことにより
力学的安定を得ることも考えられます。この場合でも空気の
切り裂きは有軸ファンより小さなもので済みます。
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という思いつきです。既にあってもおかしくはないですが。。
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